「塗膜(塗装の膜)が膨れてきたけどどうすればいいのか分からない」
「塗膜が膨れる原因を知りたい」
こういった悩みをお持ちではないでしょうか。
塗膜の膨れは放置しておくと、下地材や塗装に大きなダメージを与える可能性があります。
この記事では、塗膜の膨れについて以下の項目を紹介しています。
- 塗膜が膨れる原因
- 塗膜の膨れの原因を理解して防止する方法
- 塗膜の膨れを補修する際のポイント
それでは、みていきましょう。
「塗膜(塗装の膜)が膨れてきたけどどうすればいいのか分からない」
「塗膜が膨れる原因を知りたい」
こういった悩みをお持ちではないでしょうか。
塗膜の膨れは放置しておくと、下地材や塗装に大きなダメージを与える可能性があります。
この記事では、塗膜の膨れについて以下の項目を紹介しています。
それでは、みていきましょう。
塗膜が膨れるのは、主に以下の3つが原因です。
1つずつ解説していきます。
経年劣化などでひび割れた部分から水が浸入することで塗膜が膨れます。
また、塗装の素地がひび割れることにより、塗膜の膨れを起こすこともあります。
少しでもひび割れがあると水分が素地と塗膜の間に侵入し、温度上昇で気化して塗膜の膨れが生じます。
塗装時の乾燥時間が不足していると、塗膜に膨れが生じてしまいます。
塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと、塗料を重ね塗りするのが基本です。
各工程では塗料を完全に乾燥させる必要があります。
乾燥時間が不足していると残った水分が温度上昇によって気化し、塗膜が膨れる原因になります。
濃い色の塗料は温度が上昇しやすく、熱膨れする可能性が高まります。
塗料や素地の中にある水分が、急激な温度上昇によって気化することが原因です。
塗装の色が塗膜の膨れの原因となる場合があることを、理解しておきましょう。
以下のポイントに気を付けることで、塗膜の膨れを防止できます。
1つずつ解説していきます。
相見積もりで塗装工事に慣れている業者を選び、施工不良が生じるリスクを減らしましょう。
相見積もりとは、複数の業者に対して同条件で見積もりをすることです。
費用や工期などの比較ができるので、手抜き工事をする悪徳業者を見分けられます。
塗膜の熱による膨れを防止するためには、塗料の色と種類に注意しましょう。
色の濃い塗料は避けることで、熱による膨れを防止できます。
また、弾性塗料は透湿性が低く熱膨れを起こしやすいので、避けておいたほうがいいでしょう。
工期が短すぎる業者は、必要な工程を省いている可能性があります。
乾燥時間を短くしたり必要な工事を省略したりして、工期を短くしているケースもあります。
工程表をもらい、適切な工程が守られているかを必ず確認しておきましょう。
塗膜の膨れを補修する際には、以下のポイントを確認しておきましょう。
1つずつ解説していきます。
耐用年数より5年以上も前に塗膜の膨れが生じる場合は、施工か塗料に問題が起こっているおそれがあります。
多くの塗装業者は塗装の補修に対して保証を設けています。
2~3年以内の剥がれは補償する業者が多いですが、保証期間は会社によって異なります。
また、塗料のメーカーが保証を設けている場合もあります。
施工不良による問題でない場合は、塗料のメーカー保証を確認しておきましょう。
小さな塗膜の膨れであっても、なるべく早く業者に確認してもらいましょう。
放置しておくと、膨れがどんどん大きくなっていく可能性があります。
また、見た目は小さな膨れでも、内部には大きなダメージが発生している場合もあるでしょう。
悪化すると外壁の劣化が進んだり、雨漏りの危険性が高まったりします。
塗膜の膨れは、塗料の品質や施工の不良によってのみ起こるわけではありません。
塗料の種類や色によっても塗膜の膨れが生じることを、理解しておきましょう。
塗装費用や抑える方法などは「屋根塗装の相場を坪数・工程別に知って費用を安くする方法を紹介」で確認してみましょう。