「軒下(のきした)で雨宿りをしよう」
こんな経験はありませんか?
「軒下ってここかな?」という大体のイメージはあっても、
具体的にどこをさすのかを説明するのは意外と難しいもの。
「軒」とは、屋根の中でも「窓や玄関を含む外壁全体よりもでっぱっている部分」
のことです。
「軒先」は、でっぱった地面と水平な屋根の先端部分をさし、
「軒下」は軒の下の全範囲をさします。
ちなみに、屋根の斜めの部分(妻側)は「ケラバ」といいます。
「軒下=軒天や軒裏」とインターネット上で解説しているものが多いですが、
厳密にいうと少し違います。
- 軒下=軒から下の範囲。軒にからむ外壁や地面まで含む
- 軒天・軒裏=軒の天井部分。軒の一部分
では、軒はなぜあるのでしょうか?
この記事では以下のことを説明します。
- 軒の役割は?
- 軒が劣化したらどうなる?
- 軒のメンテナンス方法
役割やメンテナンス方法を知っておくことで修繕費用を抑えやすくなるでしょう。
なお、ご自宅の雨漏りが心配な方は「雨漏り対策で知っておきたいコツ」もご覧ください。