住居は定期的にメンテナンスしてあげることで、
よい状態をキープしていつまでも快適に住み続けることができます。
屋根も同様で、メンテナンスをしなければ雨漏りすることでしょう。
この記事では、屋根のメンテナンス時期の見分けかたや、
費用相場について屋根塗装の専門家が詳しく解説します。
屋根のメンテナンス時期は新築から10年程度です。
メンテナンス後は劣化が進みやすくなるため、
頻繁に塗り替えが必要なスレート屋根だと7年程度で補修が必要でしょう。
頑丈なガルバリウム銅板や瓦屋根でも、30年以内にはメンテナンスが必要となります。
メンテナンス時期の目安としては、劣化症状から判断するのが一般的です。
特に、以下のような症状が発見された場合は、すぐにメンテナンスが必要となるでしょう。
屋根の塗装が剥がれている場合はメンテナンスが必要です。
ほとんどの屋根には塗装が施されています。
塗装は、見た目がよくなる効果があるだけでないのです。
塗装することで、雨風や紫外線から住居を守ることができます。
また、塗装には防水や防カビ効果もあるので住居を快適にするためには欠かせないのです。
屋根の塗装が、目視で明らかにくすんで見えたり色落ちしたりしている場合は、
メンテナンスが必要です。
屋根に錆びが発生すると、徐々に進行して最終的には穴があきます。
穴があくと雨などが建物内に染みてしまい構造部分を腐食させてしまうのです。
腐食が進行すると、
屋根や住宅の耐久性が低くなり、最悪の場合は倒壊などのリスクがあります。
屋根自体に穴があいていたり、瓦がはがれていたりすると錆びと同様に
構造部分の腐食を招く可能性があります。
劣化だけではなく物理的な衝撃でも破損するため定期的にチェックしておくとよいでしょう。
30坪程度の住宅における屋根メンテナンスの費用相場を解説します。
屋根のメンテナンス方法は主に3つあります。
1. 屋根を洗浄する
2. 屋根を塗装する
3. 屋根材を交換する
それぞれどの程度の費用が必要なのでしょうか。
一般的に行う「高圧洗浄」では1〜3万円前後の費用が発生します。
上記は洗浄のみの費用で、これに手間賃などがかかるため
5〜15万円程度が目安となるでしょう。
カビやコケを抑制する「バイオ洗浄」を使えば費用はさらに2〜4万円程度増えるでしょう。
屋根の塗装は、足場設置や付帯部塗装まで含めると40~80万円程度の費用がかかります。
屋根の景観を守るだけでなく雨風から住居を守るために必要な塗装は、
下塗り、中塗り、上塗りの3つのステップでおこなわれます。
下塗りだけの費用としては、おおむね5〜10万円前後の費用が発生します。
中塗りと上塗りの場合は、合計で10〜20万円前後の費用がかかるでしょう。
劣化が激しい場合は屋根材を交換するという方法も検討しなければいけません。
屋根材を交換する方法としては、現在の屋根の上から軽量の屋根材を重ねる
「カバー工法」があります。
カバー工法の場合は170~240万円前後の費用が発生します。
また、一度屋根材をはがして新たな屋根材を取り付ける
葺き替えという手法もあるのです。
葺き替えの場合は180~250万円程度の費用が必要です。
屋根全体を交換するのではなく、一部を補修するだけなら
30万円程度の費用でも可能でしょう。
一覧表としてまとめると、以下のようになります。
メンテナンス方法 | トータル費用(概算) |
高圧洗浄 | 5〜15万円 |
屋根塗装 | 40~80万円 |
カバー工法 | 170~240万円 |
葺き替え工法 | 180~250万円 |
屋根の部分交換 | 30万円 |
屋根のメンテナンスには多額の費用が発生しますので、
自分でメンテナンスするという人もいます。
しかし、屋根は滑りやすいために落下する危険性が高いため、
DIYで行うのは非常に危険です。
屋根の劣化状況によって最適な工法も違いますが、素人が判断するのは困難でしょう。
屋根のメンテナンスをする場合は、業者に調査を依頼することを推奨します。
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