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土葺き瓦屋根を葺き替えで地震・台風に強く!おすすめ屋根材は?
 
 築40年、50年…古い瓦屋根は自然災害の被害が心配ですよね。
特に築年数の長いお住まいは土葺きで下地が劣化している可能性も高いです。地震の揺れや台風の強風で、瓦の落下や雨漏りなど大きな被害を受けてしまうかもしれません。
そうならないためにも、土葺きの瓦屋根から葺き替えをしませんか?
屋根葺き替えで、下地にしっかり固定できる屋根材や軽い屋根材にすることで地震や台風から屋根を守りましょう。
古い瓦屋根が心配、そろそろ葺き替えリフォームが必要?とお考えの方に、自然災害対策にもなる土葺きの瓦屋根の葺き替えについて解説します。
どのような屋根材に葺き替えれば良いのか、おすすめの屋根材についても紹介していきます。
		
	特に築年数の長いお住まいは土葺きで下地が劣化している可能性も高いです。地震の揺れや台風の強風で、瓦の落下や雨漏りなど大きな被害を受けてしまうかもしれません。
そうならないためにも、土葺きの瓦屋根から葺き替えをしませんか?
屋根葺き替えで、下地にしっかり固定できる屋根材や軽い屋根材にすることで地震や台風から屋根を守りましょう。
古い瓦屋根が心配、そろそろ葺き替えリフォームが必要?とお考えの方に、自然災害対策にもなる土葺きの瓦屋根の葺き替えについて解説します。
どのような屋根材に葺き替えれば良いのか、おすすめの屋根材についても紹介していきます。
 
土葺き瓦屋根は災害に弱い?
 
 
 
瓦屋根を葺き替えた場合の重さの違い
| 瓦(土葺き) | 1㎡ 約90㎏ | 30坪 約9,000㎏ | 
| 瓦(引掛け桟) | 1㎡ 約60㎏ | 30坪 約6,000㎏ | 
| スレート | 1㎡ 約20㎏ | 30坪 約2,000㎏ | 
| 金属 | 1㎡ 約5㎏ | 30坪 約600㎏ | 
 
土葺きの構造
 
土葺きのメリットは建物の安定の他に「土には断熱効果がある」「雨漏りの際、土が雨水を吸収してくれる」などが挙げられ、大正時代から昭和初期まで屋根瓦工法の主流とされていました。しかし現在では、耐震性への影響を考慮し土葺き工法で施工することはありません。
今は使われない土葺き工法
 
関西でも1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で倒壊した家屋の多くは土葺きの屋根であったことから、屋根の軽量化に関する法整備が進み土葺きの屋根は急速に減少していきました。
 
 
引掛桟葺き工法、そしてガイドライン工法へ
阪神大震災の影響で、屋根瓦の葺き方の基準であるガイドライン工法が策定されました。引掛桟葺き工法による施工で、以前は瓦4枚につき釘1本を桟木に打ち付けていましたが、ガイドライン工法では瓦1〜2枚程度に1本の釘を打つことが推奨されています。
 
また、瓦1枚1枚がツメで連結している防災瓦を使用することも推奨しています。防災瓦は、瓦の連結とさらなる軽量化が進んでいるため、地震や台風などの自然災害に強い瓦といえるでしょう。
各地域の基準風速や地表面区分によって、瓦の葺き方の基準がそれぞれ設けられているため、そのガイドラインに沿って施工することが求められています。
 
土葺きから引掛け桟工法(乾式工法)へ
 
 
 
 
 
 
屋根が軽量化されることで、耐震性が向上し地震災害に強くなります。漆喰のメンテナンスも不要になれば、メンテナンスコストも節約できるというのもメリットの一つでしょう。
 
防災瓦ならもっと安心
 
防災瓦のメリット
☑ ロックアームによって瓦が固定される
☑ 屋根下地に釘で打ち付けて固定できる
☑ 軽量化されているので耐震性がアップする
また、防災瓦は下地に1枚1枚釘で固定することで、ロックアームによる連結との相乗効果で従来の瓦と比べて地震・台風の災害に強くなりました。さらに防災瓦は、軽量化が進み築年数の長い住宅でも安心して葺き替えることが可能なのです。
現在は防災瓦も珍しくなくなってきました。製品の種類も豊富ですのでぜひご相談ください。
葺き替えの手順と施工事例
 

 
築年数 60年以上 工事日数 6日間 費用 198万円(税別) 屋根面積 約100㎡
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
土葺き瓦からガルバリウム鋼板屋根材へ
 
 
冒頭の表の通り、実際の1㎡あたりの重量を比較すると土葺きの瓦屋根が約90kgなのに対しガルバリウム鋼板は約5kg、何と1/10以上軽くなるのです。
屋根が軽くなるということは、それだけ建物の重心が下に下がるため地震の際に揺れ幅が小さくなるということですね。
 
		
		ガルバリウム鋼板に葺き替えるなら
☑
☑
☑ 耐久性があり寿命が長い
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などのメリットが挙げられます。
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☑ 耐久性があり寿命が長い
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などのメリットが挙げられます。
よくいただくのが「洋風のイメージになりそう」「ずっと瓦だった和風の家だけれど似合うのか」というご不安です。金属というと洋風で冷たいイメージがあるかもしれません。ところが特に暗い色を選ぶと引き締まった印象になり、和風のお住まいでも引き立たせてくれます。スタイリッシュで、スッキリとしたデザインに仕上がります。
 
スタイリッシュなイメージが好みではない方や、瓦のデザインにこだわりのある方は、瓦調のガルバリウム鋼板もあるので選んでみてはいかがでしょうか。
葺き替えの手順と施工事例
 

 
築年数 338年 工事日数 10日間 費用 150万円(税別) 建坪 約35坪
 
 
 
他の屋根材への葺き替えも
低コストで仕上げたい、思い切って洋風にしたい、ご近所のあの屋根のようにしたい、ご要望をお聞かせください。住宅をあとどれくらい維持したいかなども併せてご検討いただくと良いでしょう。
ケイミュー株式会社「ルーガ」
 
「ルーガ」は無数の気泡があることで軽量化を実現し、その気泡は樹脂膜によって被膜されているため水分の浸入による劣化を防ぎます。
また「グラッサコート」という紫外線に強い塗装仕上げを施しているため、ほぼ30年経過しても色褪せが少なく美しい輝きを長期間維持することができます。
地震による揺れや衝撃、台風による飛来物などがあっても割れにくい素材で安全性の高い屋根材といえるでしょう。
軽くて丈夫で色褪せしない性能の高さは、あらゆる屋根材の中でもコストパフォーマンスに優れた製品ではないでしょうか。
※取り扱いは施工店までお問合せください。
 
 
長い月日の間にダメージを受けている土葺きの状態では、今後大きな地震や大型台風などの自然災害が起こった時に被害が大きくなる可能性があります。
 
瓦屋根が好きな方は、土葺きから引掛桟葺き工法で防災瓦に葺き替えるとしっかりと瓦も固定でき瓦の風合いも残せます。また、スタイリッシュな雰囲気にイメージチェンジしたい方は、ガルバリウム鋼板の金属屋根材のような軽量で耐久性の高い屋根材に葺き替えることで、気分も一新して違ったイメージに変えることもできるでしょう。
 
瓦は丈夫で寿命が長いため、つい大丈夫とメンテナンスを怠ってしまいがちになります。
ところが土葺きの瓦屋根は、何十年も経過すると土が硬くなってしまったり、雨で流れてしまったりして瓦の固定力が衰えてくるのです。下地の杉皮や野地板も築年数が長くなると、経年劣化で傷んでしまっている可能性もあります。下地が腐食していたり、穴が空いてしまったりしていれば雨漏りの危険性も出てきます。
築年数の長い瓦屋根は、あらゆる危険性が伴うため点検を行って現状を把握しておくことが必要です。
 
大きな被害に遭う前にまずは、一度点検を行っていただくことをおすすめします。
 
土葺き瓦屋根を葺き替えで地震・台風に強く!おすすめ屋根材は?
まとめ
●築年数の長い瓦屋根は土葺きの可能性があります
●経年で劣化した土葺き屋根は地震や台風への不安があります
●土葺き瓦屋根からの葺き替えで自然災害への対策をしましょう
●瓦の見た目や風合いにこだわりたい方は、引掛け桟工法に変えるだけでも耐震性・耐風性のアップが期待できます
●より屋根を軽くて地震に備えたい方にはガルバリウム鋼板屋根材への葺き替えをおすすめします
●土葺きの屋根は間違いなく築年数が経っていますから、早めに点検をして葺き替えリフォームを検討しましょう

 
						 
									 
									 
							 
									 
		 
		



 
 
 










 
			