宮崎の屋根工事│強風が与える屋根への影響について
宮崎から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます（＾＾）
家にとって強風は天敵のような存在です。
雨や日差しといった要因は、素材そのものや塗装をすることである程度しっかりと守ることが出来ますが、風については、台風などの日常生活に想定されていないレベルの負荷がかかった際に確実に守れるというものではありません。
当然、普段からの点検やメンテナンスにより、防げる可能性はぐんと上がりますが、直接的な風圧だけでなく、飛来物による外的損傷も引き起こします。
特に屋根については、風の吹き上げであったり、家の中に吹き込んだ風であったり、あらゆる方向からの風により、飛ばされる危険性が少なからずあるため、少しでもその被害を少なくするためにも、風による被害にどういったものがあるのかを知っておきましょう。
一般的に、風速15m/sを超えると屋根に影響が及ぶと言われています。
比較的重い粘土瓦は、問題なく設置されていれば25m/sくらいまでは問題ないと言われています。
ですが、台風の風速は30m/sを超えていることも多く、日常の強風とは比になりません。。。
瓦がズレてしまうと、その部分から雨が屋根材の下に入りやすくなるため、防水紙（ルーフィング）が劣化などで穴が開いていたりすると雨漏りの原因となります。
その時点で傷がない状態であったとしても、ズレによる摩擦やズレたことにより直射日光を浴び劣化しやすい状態になるため、その状態のままにしておくと、いずれ雨漏れの原因になりやすくなります。
また、瓦のズレが大きくなれば次第に外れ、屋根から落下して危険な状態になる可能性が出てきます。
ズレや外れた瓦は大変危険ですので、放置しないようにしましょう。
どちらにせよ、防ぐのは難しい状況ですね。
軒が大きいと、家の外壁を雨や日差しから守り、家全体の劣化の進行を抑える働きがありますが、風を受ける面が多く大きな力がかかるため、屋根を下からはがそうとする力が強くなる原因となります。
軒の大きさは、日光に対してはメリットが大きいのですが、強風に対してはデメリットですので、お好みやお住まいの環境などに応じてよく考えて決めると良いでしょう。
その結果、屋根や外壁にぶつかって破損。ということが起こります。
これも、事前に防ぐ方法はといえば、ご自身のお住まいの敷地内で飛びやすいものを家の中に入れたり固定したりして飛ぶことを防ぐことは出来ますが、近隣からの飛来物についてはどうしようもありません。（同様にご自身のお住まいから近隣住宅へ飛散してはトラブルの元になりますので、事前の片付けや固定の重要度は非常に高いです！）
窓などの開口部については、雨戸があるお住まいでしたら雨戸を閉めておきましょう。
前述の、家の中に吹き込んだ風が屋根を飛ばす場合の原因の多くは、窓ガラスが割れた際の風圧や気圧で起こっているようです。
飛来物による破損やズレに気付いたら対応が必要になりますが、必ず風が落ち着いてからにしましょう。
くれぐれも風が強い状態や雨などでぬれた状態で屋根の上のような高所に登るようなことは控えましょう。
高所でなくとも、そのような状態で作業をすることは大変危険です。
風により飛ばされる心配の多い瓦や屋根ですが、その瓦の施工方法については、新築や増築部分については法で規制ができる程重要なものです。
少しでも、台風や強風の時に家が影響を受けないよう事前にできる対策はしておきたいものです。
とはいえ、なかなか屋根の状態というものを普段から確認するのは難しいですし、高いところにあるものなのでご自身ですることは控えるべき場所でもあります。
そんな時こそ、私たち屋根の屋根やさん宮崎店を思い出してください！
屋根は特別な作りをしていますし、家を守る重要な部分です。
屋根に詳しい業者が点検し施工することで、今後の安心を守ることができます。
私たち専門店ならではの知識と技術で、お住まいを守るお力になれたらと思います！
これからの台風シーズンに備えた点検や、残念にも台風被害にあって補修が必要となった際、お気軽にお声かけくださいませ。
