普段の生活を過ごしている中で、急に訪れるマンションの雨漏り。
あまりにも急な出来事に驚いてしまいますが、雨漏りが発生したときはどのような対処を行えばいいのでしょうか。
この記事では、マンションが雨漏りした際の対処法を順序ごとに解説します。
具体的には、以下の内容を解説します。
雨漏りした際の対処法
雨漏りの原因
責任所在の決め方
マンションの雨漏りに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
応急処置は、以下の順序で行います。
漏電を防ぐためにコンセントを抜く
雨漏りした場所の近くに電化製品がある場合は、故障させないために場所を移動
バケツなどの水をためられる容器、雑巾やタオルなどを置いて床を保護
被害の状況を記録するために、雨漏りが発生した箇所を写真で撮影
撮影した写真は、雨漏りの原因追究や各種保険を請求する際にも使用します。
応急処置が終わったら、マンションの貸主である大家さんか管理会社に連絡しましょう。
連絡が遅れると、被害が大きくなる可能性があります。
また、勝手に修理してしまうと修理費を支払ってもらえなくなることがあります。
応急処置が終わったら、すみやかに大家さんか管理会社に連絡しましょう。
雨漏りが原因で内装が破損したり家電製品が故障したりした場合、火災保険や個人賠償責任保険で補償できる可能性があります。
加入している火災保険や個人賠償責任保険の契約書を確認してみましょう。
万が一、自己責任による損害賠償を請求された場合でも、加入している保険で補償できる可能性があります。
マンションが雨漏りしてしまう原因は大きくわけて4つです。
建物の老朽化
防水加工の劣化
施工不良
人為的なもの
それぞれ詳しく解説していきます。
建物の老朽化に伴い、さまざまな箇所が劣化していきます。
劣化しやすい箇所は、以下の通りです。
配管の老朽化
外壁のひび割れ
窓まわりやサッシのコーキング剥離
劣化した箇所から雨水が入り込み、雨漏りしてしまうことが考えられます。
屋上の防水加工の劣化によって雨水が入り込み、雨漏りすることがあります。
防水加工はさまざまな種類がありますが、ほとんどの耐用年数は15年ほどです。
管理会社は、定期的に防水加工のメンテナンスを行う必要があります。
マンションが新築の場合は、業者による施工ミスによって雨漏りしている可能性が高いです。
入居する前や入居してすぐに、不自然なシミやヒビなどがなかったか思い出してみましょう。
ベランダの排水口や雨どいに落ち葉などがつまって雨水があふれてしまうことがあります。
あまり目の届かない場所ですが、こまめに掃除をするようにしてください。
マンションが雨漏りした場合、責任は誰がとり、誰が修理費用を支払うのでしょうか。
雨漏りの責任所在がどのように決定されるのかをご説明します。
雨漏りした場所が、専有場所か共用場所かによって責任の所在は変わります。
共用場所が雨漏りした場合は、大家さんか管理会社の責任です。
しかし、個人の過失によって共用場所が雨漏りした場合は、個人の責任となるでしょう。雨漏りの原因が、老朽化によるものか人為的なものかによって、最終的な責任の所在が決まります。
正しい判断をしてもらうためには雨漏りした場所や時間をメモしておきましょう。
繰り返しになりますが、被害状況は必ずカメラで撮影しておいてください。マンションが雨漏りした場合は、まずは被害を増やさないために応急処置をしましょう。
そして、速やかに大家さんか管理会社に連絡をし、修理を依頼してください。
雨漏りは、原因となる箇所を修理すれば直ります。
急な出来事に驚いてしまいますが、慌てずに落ち着いて行動しましょう。
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