「ファインUVベストってどんな塗料?」
「ファインUVベストって、リフォームで使っても問題ないものなの?」
リフォームの見積書を見ると、使用する建材の商品名が記載されているかと思います。
でも、建材の名前が分かったところで性能の良し悪しまでは分かりませんよね。
ネットで情報を集めようにも、「専門用語ばかりでよく分からない」と思ってしまう方がほとんどでしょう。
この記事ではファインUVベストについて専門用語を噛み砕きながら説明します。
ファインUVベストは「日本ペイント株式会社」が販売する「スレート屋根用塗料」の1つです。
スレート屋根とは細長い板で組まれるオーソドックスな屋根材のことです。
販売元である日本ペイント株式会社は1881年に創業しています。
信頼できるだけの長い歴史がある会社だと言えるでしょう。
屋根に塗料を塗る目的は単に見栄えを良くするためだけではありません。
実は屋根用塗料には以下の大切な働きがあります。
遮熱性を高める
屋根材を保護する
屋根用塗料の役割が分かると、どんな塗料が良い商品かが判断できるようになります。
屋根用塗料には降り注ぐ太陽光から家を守るという役割があります。
特に夏場は直射日光で屋根が熱を持ちやすくなります。
屋根に遮熱性がなければ天井を通して熱が入り込み、室温が急激に上昇してしまうでしょう。
しかし、屋根用の塗料が、熱の原因となる赤外線を反射できれば、屋根に熱が溜まりにくくなります。
結果として室温の上昇を防ぎ、室内を快適に過ごせる温度に保てるのです。
また屋根を熱による劣化から守ることもできます。
屋根は直射日光や雨水のせいで劣化しやすい場所だと言えます。
長年放置していると穴が空いてしまったり、剥がれてしまったりといった問題が生じるでしょう。
屋根材を劣化から守り、長持ちさせるのも屋根用塗料の重要な役割です。
続いてはファインUVベストの具体的な特徴をチェックしていきましょう。
まずはメリットから紹介します。
ファインUVベストのメリットは以下の通りです。
紫外線に強い
防藻性・防かび性がある
安心で安全
メリットを把握できればファインUVベストを使う理由も見えてきます。
屋根は太陽の紫外線をダイレクトに受け続ける場所です。
紫外線はとても強力なエネルギーを持っているため、屋根材にも塗料にもダメージが蓄積されていきます。
しかし、ファインUVベストは耐紫外線の性能が強化された塗料です。
これにより屋根材の耐久性が上がり、見た目も劣化しにくくなります。
雨水の影響もあり、屋根に苔やかびが生えてしまうことも珍しくありません。
その点、ファインUVベストには防藻性・防かび性に効果的なバイオ技術が使われています。
ファインUVベストには、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやクロルピリホスが含まれていません。
人体に優しいのはもちろん、地球環境にも配慮した建材だと言えます。
メリットだけでなくデメリットについても把握しておきましょう。
ファインUVベストのデメリットは以下の通りです。
水性塗料より臭いがある
施工技術が必要
メリット・デメリットの両方を知ることで、客観的に塗料の性能を評価できます。
ファインUVベストは油性の塗料です。
一般的に油性塗料は水性塗料よりも臭いがあります。
そのため、水性塗料と比べると臭いが強く感じられるかもしれません。
ただ、ファインUVベストは油性塗料の中でも弱溶剤と呼ばれるタイプです。
弱溶剤は油性塗料の中でも臭いが抑えられたタイプとして知られています。
油性塗料を使った塗装には手間と技術が要求されます。
そのため、依頼先のリフォーム業者が油性塗料を使うことに慣れているか確認して起きましょう。
ファインUVベストは耐久性が高い屋根用塗料です。
防藻性や防かび性といった性能も備えており、屋根を長期にわたって保護できる塗料です。
少しだけ臭いはあるものの、従来の油性塗料に比べると悪臭は控えめです。
ファインUVベストは、屋根の塗装リフォームで特におすすめできる塗料だと言えるでしょう。
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