宮崎の屋根やさんコラム│11月22日は何の日?
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
一番有名なのは、「いい夫婦の日」でしょうか?
ですがここは屋根工事コラムです。
私たち建築業に関する記念日がありました!
11月22日は「大工さんの日」だそうです。
今回は、この「大工さんの日」についてお話ししたいと思います。
私たちの住んでいる家は、この大工さんのおかげです。
大工さんの日の由来や、大工さん情報?についてお話していきたいと思います。
社団法人日本建築大工技能士会が制定したそうです。
そのきっかけは、1999年4月に、第一生命保険相互会社の行った、全国の幼・児童(保育園・幼稚園及び小学校1~6年生)を対象に実施した「大人になったらなりたいもの」のアンケートで、男の子の大人になったら就きたい職業の1位に「大工さん」が選ばれたことだそうです。
ちなみに、昨年2022年12月に行われた同アンケート(第34回)では、残念ながら10位以内に大工の名前は見当たりません(´;ω;`)
ですが、過去の結果を確認したところ、第2回~31回まで10位内に入っており、ここ3年脱落したばかりのようで、小学生の間では比較的最近まで人気のある職業のひとつだったようですね。
参考までに2022年の結果をご紹介します。
1位:会社員
2位:Youtuber/動画配信者
3位:サッカー選手
「会社員」は、小・中・高校生(男子)全てにおいて1位という結果だそうです。
(余談ですが・・・筆者がたまたま観た、11/19に放送されていた某バラエティ番組でもタイムリーにこの手のランキングが取り上げられており、それは別の会社の調べで、高校生の1位は公務員で、会社員は3位でしたので、調査会社によって若干差があることはご承知くださいませ)
では、なぜ、11月22日が「大工さんの日」として選ばれたのでしょうか?
前述の、社団法人日本建築大工技能士会によると・・・
- 11月は国の技能尊重月間であること
- 11月は十一となり、表意文字化すれば士(さむらい)の月となり、技能士に相応しいこと
- 22日は大工の神様・規矩術の神様といわれている聖徳太子のご命日(誕生日は不詳)にあたること
- 11月22日を図案化すると、11は2本の柱を表し、二十二のそれぞれの二は土台と梁または桁、十は間柱と貫を表して軸組の構造体となり、大工さんとの関係が密接なこと
といった事由だそうです。
建築大工業界の発展と、木造住宅の振興などを目的とした記念日と言えるようです。
広辞苑によると・・・
①律令制で、木工寮(もくりょう)または大宰府に属した工人の長。こだくみ。↔少工しょうく。
②建築工事における工匠の長。木工だけでなく、後には壁大工・桧皮大工・瓦大工などもできた。番匠。〈日葡辞書〉
③一般に、建築技術者。木工の職人。
と書かれています。
分かりにくいですね(笑)
木造建造物の建築・修理を行う職人のことで、家を建てる際の、設計図通りに作業をする職人さん。
といったところでしょうか?
具体的には、家の骨組みを作るところに始まり、屋根や外壁などの下地を作り、床・天井・壁などの内装工事に入る前段階までの作業を行っています。
設計図を基に、あらかじめ必要な長さの木材を切り出し準備をし、現場では手際よくそれを組み立てていくことで作業が進むため、下準備や手際の良さが少しでも短い工期で家を作るために必要となります。
まさに、知識と経験がものをいう職業ですね。
大工さんのイメージとしては、主に力仕事で体力勝負だという印象が強いですが、こういった計画や計算も非常に大事になってきますし、ちょっとした油断が事故につながってしまうため、精神的にも気を配り続ける職業です。
家を作るのには、大工さんだけではできません。
大工さんと一緒に家を作る職人さんにはどういうお仕事の人が居るのでしょうか。
似た仕事であったり、家づくりに関わる職業についても見てみましょう。
床や壁の下地塗りをするのが主なお仕事です。
躯体部分へのコンクリートを塗りこんで壁紙を貼る前の下地を作る作業を行います。
また、浴室などのタイル貼りも左官の仕事です。
建物の設計や工事現場の監督、設計図の作成などを行う仕事です。
建築士が、建て主の要望を、建築基準法に従って設計することで、家を建てることが出来ます。
国家資格でもある「建築士」を保有する必要があり、建築現場には必ず必要な存在です。
また、国家資格を所有せず、建築士の補助的業務をする仕事に設計士もあります。
誰もが知っている「大工さん」という職業について、なかなか考える機会がありませんが、誰もが住んでいる「家」の存在は、大工さんなしには考えられません。
そんな大工さんのための記念日、「大工さんの日」をきっかけに、その由来や大工さんという職業について注目してみました。
大工さんを中心として、それにまつわる職業も色々あることも分かりました。
私たちの住む家は、このような職人さんたちの手によってさまざまな工夫を凝らし、年々より良い方法で作られていますが、永久のものではありません。
適したタイミングでメンテナンスをしていくことが必要となってきます。
そのためには、定期的な点検を行うようにしましょう。
私たち街の屋根やさん宮崎店では、無料での屋根点検を行っております。
同時に外壁など気になる箇所の点検も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
色々な人の手をかけて出来上がったおすまいです。
より長く、心地よく住まうためにも、大きなトラブルが起こる前に点検とメンテナンスで安心して住めるお住まいを守りましょう(^^)
9時~18時まで受付中!
0120-920-015