街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎でおすまいの塗装にお悩みのある方に役立つ情報をお伝えしていきます！

塗装作業でやる作業にはどういったものがあるでしょうか？
実は「塗る」という塗装作業の流れに入る前に大事な作業があります。
今回はその「塗る」作業の前にある大事な作業についての解説をしていきます。

塗装の工程は塗るだけではありません。
塗る前のこの作業をしっかりとすることで、見た目の仕上がりはもちろん、耐久性も上がりますので知っておきましょう（＾＾）

洗浄とケレン

塗装前の大事な下処理に何がある？

洗浄は想像できた方も多いかもしれませんね。

塗装前洗浄の意味

このような、油分を含む汚れがこびりついた状態で塗装をしても、定着が弱く長持ちしない塗装となってしまいますので、そういったものを取り除くために洗浄は不可欠な作業であることは想像しやすいかと思います。

塗装面をきれいな状態にすることは、塗料の定着を長持ちさせるためにもしっかりと行いましょう。

お化粧をする前には、顔を洗って、皮脂汚れなどをしっかりと落とす。そのイメージです。

ケレン

ある程度の汚れなどのこびりつきは洗浄で落とせますが、サビのような頑固な汚れや付着物については、ケレン作業で削り落とすなどの作業が必要です。
屋根材そのものが金属でなくても、固定に使っている金属であったり、棟板金といった部材、アンテナやソーラーパネルといった設置物などから発生するサビや貰いサビといったものもあります。
それらをしっかりと落とすことで、塗装面が塗装されるのに最適な状態に持っていくことが出来るのです。

また、サビだけではなく、既存の古くなって浮いた塗膜を除去する目的もあります。
引き続きお化粧に例えると、ピーリングといったところでしょうか？
古い角質をしっかり落とします。

ツルツルのお肌である方が化粧ノリや持ちが良いのと同じことですね（＾＾）

洗浄とケレンを丁寧にすることで得られるメリット

特に、ケレンを怠ると仕上がりも耐久性も劣ることになります。
具体的に、ケレンにより得られるメリットを2つ挙げます。

塗装面を平らにし滑らかな表面に仕上げられる

洗浄だけでは汚れは落ちますが、塗装面がデコボコザラザラとした状態です。
せっかく新しい塗料でツヤを取り戻す・・・はずが、ざらざらとした表面に塗装をしても美しい仕上がりにならないのは想像にたやすいですね。
もちろん、洗浄で落ちる汚れもありますが、長年に渡りこびりついてしまった汚れは簡単には落ちません。
そして、サビ、剥がれかけている塗膜といったものは、洗浄ではきれいに落とすのは不可能です。
そのため、ケレンによってしっかりとこそぎ落とす作業が必要となるのです。

表面に錆や古い塗膜が残っている状態に塗料を乗せたとしても、その箇所が剥げやすくなってしまいます。こういった作業を経て、塗装面を平らにすることが出来ます。

塗装の密着性を上げて耐久性よく仕上げられる

汚れやサビなどが残った状態では、劣化したものの上からの塗装となってしまうので、その分下地の劣化が早まります。
そうなると、その劣化した部分から塗膜が剥がれ落ちるため長持ちしない塗装になります。
密着性をグンと上げることで、その塗膜を頑丈に長持ちさせることが出来ます。

せっかくの塗装メンテナンスです。
長持ちさせるためには密着性が大事です。
ケレンの最後で目粗しをするのもそのためです。
わずかに付ける傷に塗料が入り込むことにより、密着性を上げる効果があります。

まとめ

塗装前に、しっかりとしたケレン作業を含む洗浄作業を行うことで、塗料の定着力を上げ、より良い仕上がりの塗装を実現することが出来ることが分かりました。
何事も、下準備の段階をしっかりすることが大事ですね。

塗装にかかる日数が思ったよりも長い理由のひとつかもしれませんね？
もちろん、洗浄でぬれた屋根に塗装をすることはありませんので、乾燥させる時間も必要です。

そして、更に塗装は一般的に1回塗るだけで終わり。ではありません。
それについては、次回のコラムで改めてお話ししたいと思います（＾＾）

こういった、基本に忠実で丁寧な作業を行っていくのが専門店の強みだと思います。
少しでも仕上がりよく長持ちさせる方法。
それを熟知した職人さんの手によって仕上げていきます。

街の屋根やさん宮崎店では、屋根・外壁の無料点検を行っておりますので、今のお住まいに必要なメンテナンスや、実際にどのような流れで作業していくのかしっかりと説明した上でのご提案をさせていただきます。
分からないことや、他の業者さんの説明でしっくりこずに様子を見ている。。。という方も、お気軽にお声かけください。