街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎でおすまいのリフォームをお考えの方に役立つ情報をお伝えしていきます（＾＾）

言葉としては馴染みのある「断熱」と「遮熱」。
聞いたことはあるとしても、実際にこの違いを知っている方は少ないかもしれませんね。

そして、その「断熱」と「遮熱」の違いによって得られるメリットには違いがあります。

「断熱」と「遮熱」。
あなたのおすまいに求められているのはどちらでしょうか？

違いを知って、おすまいに適したものをお選びいただけるための参考にしてください。

断熱と遮熱

遮熱

遮熱とは、日射しを吸収しないように反射させることです。
ですので、熱をシャットアウトして、外からの熱を入らないようにしています。

このように遮熱は外からの熱を跳ね返す方法で「熱を遮ること」なので、あくまでも暑さを和らげることが目的となります。

遮熱では熱さを反射することで屋根材や外壁材が熱くなることにより室温が上がることを防ぐことが出来るのですが、部屋の中の暖かさを保ったり、外からの寒気を防ぐ役割はありません。

断熱

断熱は、外からの熱の侵入も防ぐ一方で、冬は室内の暖気を外に逃がさないという働きもあります。
外側からも内側からも「熱を断つ」という状態になりますので、遮熱と違って、夏の暑さだけでなく、冬の寒さに対しても効果が期待できるのが断熱です。

一言でいうと、「熱を伝わりにくくする」働きです。

断熱では、外からの熱を室内に伝えにくくすることと、室内の暖かさを外に逃がさないようにすることとどちらへも効果が期待できるため、外気の影響を受けにくく、室内の冷暖房の効果も逃がしにくいということになります。

その結果、暑さにも寒さの両方に対して和らげてくれるというメリットが期待されるのが断熱なのです。

遮熱と断熱では、断熱の方が様々な効果が期待できる分、取り入れる際の費用は高くなります。

断熱と遮熱どっちを選ぶ？

機能性だけで言うと、断熱の方が、遮熱と違って暑さにも寒さにも対応できるという意味では上なのですが、お住まいの地域や実際に住む方によっては、そこにお金をかけるなら、それよりこっち・・・という場合もあります。

どちらを選ぶかのヒントとなる切り口をご紹介します。

断熱がオススメ！

ここまでお話しした通り、断熱であれば、暑さ・寒さどちらにも対応できます。
そのため、夏も冬も光熱費を抑え、快適に過ごすことが出来ます。

ですので、初期費用はやや高くなりますが、季節を問わず快適に過ごしたい方には、断熱がオススメです。

遮熱がオススメ！

前述の通り、断熱の方が遮熱よりも費用が掛かります。

特に宮崎のように、冬でもそこまで極端な寒さにならない地域であったり、寒さに強いという方がお住まいでしたら、断熱にかける分の費用をもっと別のものに使うこともできます。

夏の暑さだけ対応できればいいという場合は、遮熱がオススメです。

まとめ

このように、「断熱」と「遮熱」は言葉は似ているけれど、その方法も結果も異なることが分かりました。
そして、お住まいに住まわれる人や環境によってどちらを選ぶのが最良なのかも変わってくることが分かりました。

車を買うときにも、最高ランクのものが全ての人に良いかというとそうではありません。
軽自動車だと馬力が弱いからターボ車？いや、近所の平坦な道で短距離しか移動しないからいらないな。
これからの時代ハイブリッドが良いけど高いな。でも、毎日の走行距離を考えたら燃費上がるし長期で見たら安くなるか！
そうやって、性能の高いものにするかどうかを選ぶ際には、実際の利用の目的に応じた取捨選択をしていると思います。
特に、一家に1台どころか、1人に1台の車所持率と揶揄される宮崎県。
車選びは慎重になる方も多いのではないでしょうか。

おすまいのことも、ちょっと詳しく知っていると、より住まわれる人に合わせた取捨選択ができます。
そのご提案をできるのは、屋根に詳しい専門店ならではのメリットです！

おすまいのメンテナンス選びには様々な考えがあります。

• 機能性とか気にしないから、とにかく安く早く今の状態を改善してくれたらいいから！悪くなったらその時また修理するよ。
• お金はいくらかかってもいいから、とにかく長持ちするような最高のものを使って！メンテナンスの回数減らしたいの。
• ここにはお金かけてもいい、悪い、それを自分で決めさせて！同じお金使うならその比重を決めたいの。

これらの考え方自体も、住まわれる方の取捨選択で選べるものです。

私たち街の屋根やさん宮崎店では、ご予算などをうかがった上でお見積りのご提案をしていますので、こういったスタンスの異なるご相談にも対応できます。
これまでの経験で、オススメのものはもちろんありますし、点検してみたら思ったよりも損傷していて予算が・・・となることもあるかもしれません。
そういった場合も、優先順位や範囲をご納得いただけるよう一緒に考えていきますので、ご安心ください。