「ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え時期が来ている……」
「これからもう長く住まないからできるだけ安上がりにしたい」
「ガルバリウム鋼板からトタン屋根に葺き替えたい」
そんな希望をもっている方もいるかもしれません。
ちょっと珍しいケースですからなかなか情報がなくてお困りはないでしょうか?
この記事では、以下のことを解説していきます。
ガルバリウム鋼板屋根からトタン屋根に葺き替える際に考えておきたい情報を網羅していきますので、どうぞお役立てください。
これらを合計すると、平均的な30坪程度の大きさの住宅で、約60~90万円の工事となるでしょう。
ガルバリウム鋼板は劣化しにくい素材です。もし雨漏りなど大きな傷みがなく、屋根下地のコンパネ板も劣化していないようなら、トタン屋根で既存のガルバリウム鋼板屋根を覆うカバー工法がおすすめ。
ガルバリウム鋼板屋根の撤去・廃棄費用がすべて不要となります。約20万円費用をマイナスできるでしょう。
この場合の注意点は、既存屋根のうえにもう1枚屋根を葺くことになるので、重量が重くなることです。
ガルバリウム鋼板もトタンも金属屋根なので、1平方メートルあたり約5kgと非常に軽量ですが、そのぶん家も軽量な屋根を支える構造となっています。
カバー工法で家本体の構造計算、耐震構造が問題ないかは、プロに相談したほうがよいでしょう。
それでは、屋根材をガルバリウム鋼板からトタンに変更する、メリットとデメリットを整理してみましょう。
トタンは屋根材としては最も安価な素材です。
金属屋根の一種であるトタンは、1平方メートルあたり約5kgと非常に軽い素材です。
また、施工が簡単で、一般的な工務店ならどこでも依頼できます。工期も短いので費用を抑えることができます。
耐用年数が約10年と短いのがネックです。
また、錆びがきやすいので、長く住むなら定期的な塗装が欠かせません。
ガルバリウム鋼板からトタン屋根に葺き替えるのは、最初の葺き替えにかかるイニシャルコストは安いのですが、塗装による定期的なメンテナンスが必要なことや、そもそも屋根材としての耐用年数が短いことから、ランニングコストが高い選択となります。
以上のことから、ガルバリウム鋼板からトタン屋根に葺き替えるのは、これから長く住まないなどの事情があるとき以外は、あまりおすすめではありません。
メリットとデメリットをしっかり把握して、ご自宅にぴったりの屋根葺き替え工事を選択してください。
屋根のリフォーム費用を知りたい場合は「屋根リフォーム費用を工程・材料ごとにチェック!安くする方法も注目」もチェックしてみてください。価格の目安が確認できます。
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