「わが家の屋根も、せっかく葺き替えるのなら今度は瓦屋根にしたい」
「トタンから瓦へ、屋根の葺き替えはできるのだろうか?」
重量がぐっと重くなるのですから、そういった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
この記事では以下のことを解説しています。
夢の瓦屋根を叶えるにはどうすればいいか、どうぞこの記事を最後までお読みください。
トタン屋根から、和瓦やセメント瓦への葺き替えはできません。
なぜなら、重量が重くなりすぎるからです。
トタン屋根などの金属屋根は1平方メートルあたり5kg程度と言われています。
一方で和瓦は1平方メートルあたり48kg、セメント瓦も同じくらいです。
瓦はトタンの10倍程度の重さがあるのです。
家の躯体は屋根の重さに合わせて構造計算されて建てられています。
ですから、既存の屋根材よりも重いものは使えないのが普通です。
それではどうすればよいのでしょう。
答えは、ガルバリウム鋼板の瓦を選択すること。
板金調のスタイリッシュなイメージが強いガルバリウム鋼板ですが、瓦の意匠のものも多く発売されています。
代表的なガルバリウム鋼板の瓦調屋根材は「さいわいルーフ」など。
和風から洋風までさまざまなテクスチャーと色で発売されています。
ガルバリウム鋼板なら、重さはトタンとほぼ同じですので、安心して葺き替えられます。
トタン屋根から、ガルバリウム鋼板瓦の屋根に葺き替える費用は下記のとおりです。
瓦調のガルバリウム鋼板は、普通タイプのガルバリウム鋼板屋根よりも少し金額が上がります。
これらを総合すると、平均的な30坪程度の大きさの住宅で、約80~120万円の工事となるでしょう。
トタン屋根が葺き替えのタイミングを迎えている場合は、屋根が傷みから屋根下地のコンパネ板まで傷んでいることが多いものです。
しかし、現地調査をして屋根の状態がいい場合は、既存のトタン屋根の上にガルバリウム鋼板瓦の屋根をそのまま張るカバー工法をとることもできます。
トタン屋根の撤去費用が必要なくなりますので、20万円程度節約できるでしょう。
下地のトタン屋根、上のガルバリウム鋼板瓦屋根ともに金属で軽い素材ですが、二重屋根になるぶん重量が増します。
構造と耐震の計算を念入りにしてもらいましょう。
ガルバリウム鋼板の屋根は寿命が40年程度と非常に高耐久です。メンテナンスは、年に数回屋根に水をかけて汚れを落とすだけでOK。
錆びにくいですが錆びないわけではないので、海沿いの地域はこまめにするとよいでしょう。
色あせてくるので、再塗装は約15年サイクルで必要になるでしょう。
トタン屋根から瓦にするには、瓦調のガルバリウム鋼板屋根にリフォームするのが第一選択肢となるでしょう。
ガルバリウム鋼板の瓦は、近くで見ると金属だと分かりますが、地上からだと瓦と見分けがつきません。
ガルバリウム鋼板の瓦を多く施工している業者を探すのも一手でしょう。
屋根のリフォーム費用を知りたい場合は「屋根リフォーム費用を工程・材料ごとにチェック!安くする方法も注目」もチェックしてみてください。価格の目安が確認できます。
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