「屋根を緑色にしたいけどイメージが掴めない」
「緑色の屋根にする方法を知りたい」
「全体のバランスをとる必要があるのか知りたい」
「どのくらい費用がかかるのか知りたい」
緑色の屋根にしたいと思っても、こういった疑問を持っている人は多いでしょう。
緑色は定番の色ではなく、費用もかかるので簡単には決められません。
この記事では、初めて緑色の屋根にしたいと考えている人に向けて、上記のような疑問に答えていきます。
具体的には以下のような情報を提供します。
この記事を参考にして、失敗することなく屋根を緑色に変えましょう。
緑色の屋根は家の印象を大きく変えます。
まずはメリット・デメリットを知る必要があるでしょう。
緑色と一括りにしても濃い緑や薄い緑で印象は変わってきます。
色を選んでバランスをとることが大切です。
外壁や付帯部分との色の相性も含めて考え、色を調和させることも重要でしょう。
緑色の屋根のメリット・デメリットを知ることは失敗しないための第一歩です。
本当に緑色の屋根にしたいのか、まずはしっかりと決めることが大切です。
緑色の屋根にする1番のメリットは、ズバリ「おしゃれになる」ということです。
緑色の屋根にするメリットは何と言っても欧米風のおしゃれな外観にできるということです。
緑は赤、青、黄色などの原色に比べて色が合わせやすく、渋めの緑色なら瓦にもマッチします。
さらに庭の緑色とも相性が良いのもポイントです。
緑色の屋根にする一番のデメリットは、近所と調和しづらいことです。
原色に比べて馴染みやすい緑色ではありますが、やはり目立ちます。
屋根の色はグレーやブラウンが定番なので、近所の家から浮いてしまう可能性が出てくるでしょう。
色をうまく選ばないと景観とマッチしないなどの難しさがあります。
同じ緑色でも色の濃さで印象が大きく異なります。
色の濃淡の特徴を抑えることが大切です。
落ち着いた印象に仕上がります。
また、周りの景観と合わせやすいです。
濃い色は経年劣化による色あせや変色が目立ってしまうというデメリットもあります。
家の印象を変えやすいです。
欧米風のおしゃれな外観にもしやすいでしょう。
しかし、近所の家と調和させにくいです。
薄い色は汚れが目立ってしまうデメリットもあります。
緑色の屋根にする場合は、外壁とのバランスが重要になります。
基本的には、屋根を外壁よりも濃くした方が調和しやすいです。
そのため、濃い緑色の屋根は外壁と比較的合わせやすいです。
薄い緑色の屋根にしたい場合は、外壁が主張されやすくなる傾向があるので、必要に応じて外壁の色も変更すると良いでしょう。
家全体のバランスを考えた時には、外壁だけでなく付帯部分の色にも注目しましょう。
屋根を緑色にする場合には、軒天や破風板、鼻隠し、雨どいなどと色を調和させたいところです。
必要に応じて付帯部分の色も変更すると良いでしょう。
屋根を緑色にするためには大きく3つの方法があります。
屋根の耐用年数が近づいているのであれば屋根を取り替えるなどして色を変えるのも良いですが、手軽に素早く変える場合はやはり塗り替えがおすすめです。
「ふき替え」とは屋根を取り替えることです。
ふき替えだと、屋根下地材が雨漏りなどで腐食していた場合にも、屋根材と共に交換できるメリットがあります。
また、色を変えると同時に耐震性を上げたいという人は、軽い屋根材に変更することもできるでしょう。
しかし、費用が高いというデメリットもあります。
「重ねぶき」とは新しい屋根を古い屋根にかぶせることです。
重ねぶきだと屋根材の解体がないため、ふき替えよりも費用が低く抑えられます。
また、工事期間も短くなります。
屋根を重ねることで重くなるため、耐震性は下がります。
塗り替えだとふき替えや重ねぶきに比べて費用が安くなります。
また、塗料を選べて色のバリエーションが豊富なので、好みの色を見つけやすいというメリットもあります。
屋根にあるわずかな傷であれば、補修をしながら塗装することが可能で、工事期間も短くて済みます。
定期的に塗り替えが必要といったデメリットもありますが、塗り替えは一番手軽に屋根の色を変えられる方法と言えます。
平均的な一戸建て(30坪)であれば、屋根のみの塗装で40〜70万円、屋根と外壁・付帯部分の塗装で70〜100万円が目安です。
塗料は種類があり、それぞれ単価も異なります。
特徴をおさえて目的に合った塗料を選ぶことが大切です。
外壁や付帯部分を同時に塗り替える必要も場合によっては出てきます。
屋根だけの場合と外壁・付帯部分を含めた場合を比較して、概算費用を見ていきましょう。
塗り替えは、使用する塗料の種類で耐久年数と単価が変わります。
塗料 | 耐久年数 | 1平方メートル単価 |
シリコン | 10年前後 | 2,000円 |
フッ素 | 15〜20年 | 3,500円 |
遮熱塗料 | 15〜20年 | 3,500円 |
シリコンは安価で、一般的に選ばれやすい塗料です。
フッ素は耐久性に優れています。
遮熱塗料は室温を下げる場合に効果的です。
アクリルは耐久年数が低く現在は一般的ではありません。
ウレタンはシリコンの価格が下がってからはあまり使用されなくなっています。
屋根だけの塗装と外壁・付帯部分を含めた塗装では費用が大きく異なります。
平均的な大きさの一戸建て(30坪)の塗装をする場合を例にして、塗る箇所に応じた概算費用を見ていきます。
屋根は60平方メートル、外壁・付帯部分は120平方メートルとして計算しています。
塗料 | 屋根(60㎡)だけの目安 | 屋根と外壁・付帯(180㎡)の目安 |
シリコン | 50万円 | 80万円 |
フッ素 | 70万円 | 100万円 |
遮熱塗料 | 70万円 | 100万円 |
足場作業や高圧洗浄など標準的な工事が含まれた費用です。
付帯部分は軒天や破風板、鼻隠し、雨どいを塗装した場合の概算費用となっています。
緑色の屋根はおしゃれなだけでなく、森などを連想させる自然色でリラックス効果をもたらしてくれます。
緑色の屋根は家のイメージをガラリと変えてくれるでしょう。
家全体のバランスを考えて色の調和をとることが大切です。
色のバリエーションが豊富で手軽にできることからも塗り替えはおすすめです。
緑色の屋根に合わせて外壁や付帯部分も塗装することで、さらに統一感のある外観に仕上げることができるでしょう。
屋根塗装の費用を詳しく知りたいなら「屋根塗装の相場を坪数・工程別に知って費用を安くする方法を紹介」も確認してみてください。
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