宮崎の年間降水量が多い理由
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
宮崎は全国的にも日照量が多いイメージの強い県だと思います。
ですが、年間降水量ランキングでも常に上位に入るという、一見すると矛盾している結果ですよね。
どうして晴れと雨、どっちも多くなるの?
梅雨明けに合わせ、そんな疑問をスッキリとさせたいと思います。
晴れの日が多い宮崎ですが、実は年間降水日数も全国の平均値よりはやや多めです。
そのため、雨の日がやや多いということも起因してはいるようですが、日数だけは全国トップレベルの降水量にはなりません。
では、降水日数が多い都道府県の年間降水量が多いのかというと・・・
これもまた、そうとは限らないようです。
降水日数が多い地域は、北日本や日本海側に多く、そこまで雨のイメージがない地域で、ちょっと驚きました。
比較的降水量の多い地域は、西日本や太平洋側に多く、降水日数が多い地域と真逆に位置するようです。
日数はそこまで多くなくても、一度に降る量が多いため、年間降水量としてはトップクラスになるようです。
特に梅雨時期の降水量が多く、年間の3割程度がこの時期に集中的に降っていると言われています。
分かりやすい理由の一つは、宮崎は「台風銀座」と呼ばれるほど、台風が通過します。
ちなみに、台風の「上陸」の定義は、台風の中心が本州・九州・四国・北海道のいずれかの海岸線に達したとき、であり、沖縄は含まないそうです!
ですので、宮崎は上陸数は圧倒的に鹿児島より少ないのですが、通過や接近は頻繁に起こります。
台風の通過や接近時は大雨が伴うことが多いため、その回数が多ければ年間降水量は増えることになります。
宮崎県は、東側は太平洋に面し、西側は山があります。
そのため、太平洋側で温かく湿った空気が上昇したり、山側では山にぶつかった風が上昇したりと、至る箇所で上昇気流が発生するため、雨雲ができやすい気候なのです。
雨が降るための条件の一つが、この上昇気流で、この上昇気流によって雨雲が作られています。
更に、その出来た雨雲(積乱雲)が、梅雨前線などにぶつかりながら複数まとまることで出来上がるのが、最近よく耳にする「線状降水帯」です。
そのため、宮崎に限らず九州は、海と山に囲まれた地形になっていることで雨が多い地域と言えるのです。
大根やぐらは、宮崎の冬の気候を見事に生かしたものです。
冬は、夏の1/5程度しか雨が降らない時期になります。
降ったとしても、量も少なく乾燥した気候になるため、火災やウイルス感染に気を付けないといけない季節でもあります。
夏とは対極で、降る日数も降る量も一気に少なくなります。
そんな雨の多い宮崎県。
梅雨~台風シーズンには雨漏りが心配な季節です。
雨とは切っても切れない縁がある地域です。
自然には逆らえませんので、定期的な点検をすることでその不安をぬぐっておきましょう。
実際に被害が起こってからでは、費用も手間も余計にかかってしまいます。
そして、これから雨が増えたり台風災害が増えていくと、お問い合わせも増え、点検の予約ができる日も限られてきます。
本格的な災害シーズンに入る前に、防災対策のひとつとして、屋根の点検をしておきませんか?
私たち街の屋根やさん宮崎店では、無料で屋根及び外壁などのおすまいの点検を行っております。
お気軽にお声かけください。
早めにメンテナンスしておくことで防げる被害は防ぎましょう!
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