「リッジウェイってどんな屋根材?」
「リッジウェイの価格は?」
このような疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
「リッジウェイ」が聞き慣れないという人も少なくありません。
しかし、最近の新築やリフォームの時には、業者におすすめされる事の多い屋根材の1つです。
特にリフォームでは、施工の手軽さや価格の安さからリッジウェイが選ばれる事が増えてきているのです
この記事ではリッジウェイという屋根材について、建築資格保持者が隅々まで解説していきます。
リッジウェイという屋根材のメリットとデメリットをしっかり把握してください。
そのうえで、金属屋根や瓦と比較すれば、あなたに合った屋根材選びができます。
リッジウェイは、アスファルトシングルという屋根材の一種です。
アスファルトシングルとは、カナダが発祥の屋根材で、北米では80%以上のシェア率を誇っています。
最近では、価格の安さや施工の手軽さなど多くのメリットがあるので、日本でも注目を集めています。
しかし、おすすめの屋根材「リッジウェイ」もデメリットを持ち合わせています。
リッジウェイのメリットとデメリットについて以下でチェックしていきましょう。
リッジウェイの重量は、1平方メートルあたり9〜12kgです。
スレート屋根の約50%、瓦の約25%しかなく非常に軽量と言えます。
屋根や住宅は軽いほどだと耐震性が高い住宅になるため
リッジウェイの表面には、防水シートが施工されているので、雨漏りに非常に強いです。
また、リッジウェイは専用のセメントで接着されることが多く、釘をあまり使用しません。
そのため、釘穴から雨漏りが起こる心配もほとんどありません。
アスファルトシングルは風に弱いと言われています。
しかし、リッジウェイは風速46m/sの実験によって風に強いことが立証されています。
風で吹き飛ぶのが不安なら、強風仕様を選ばれることをおすすめします。
リッジウェイをさわってみると、ゴムのシートのような素材だということが分かります。
衝撃を吸収しやすいため、飛来物などが当たって屋根が割れる心配はありません。
リッジウェイの1番の特徴は、施工のしやすさです。
特に、リフォームの際のカバー工法はアスファルトシングルにしかできません。
カバー工法とは、葺き替える前の屋根の上からアスファルトシングルを被せる施工法を指します。
カバー工法により、古い屋根材の撤去や処分する費用がかからないので非常に安くリフォームすることが可能です。
リッジウェイの価格が、他の屋根材より安いことも魅力の1つです。
瓦の約50%、ガルバニウム鋼板の約75%という低価格で施工することができます。
リッジウェイのデメリットは以下の3点です。
・ 耐久期間が短い
・ 断熱性能が低い
・ 表面の石が落ちてくる
デメリットにの対策をチェックしていきましょう。
リッジウェイの耐久保証年数は10年と短めです。
しかし、耐久保証年数が過ぎていてもすぐに壊れるというわけではありません。
専門家の中には、リッジウェイの耐久年数は実質的に20〜30年あるという人もいます。
屋根材の中には、断熱材を組み合わせている商品があります。
断熱材を組み合わせている屋根材と比べると、リッジウェイは断熱性能が低いと言えます。
対策として、屋根裏に断熱材を施工するなどの対処をすれば問題ありません。
リッジウェイの表面には、天然石が施されています。
最初のうちは、表面に施されている天然石が少しずつ落ちてきます。
しかし、しばらく経つと落ちなくなってくるので気にする必要はありません。
もちろん、製品上も問題ないので安心してください。
リッジウェイの価格は1平方メートルあたり6,000円弱です。
ガルバニウム鋼板や瓦など、人気のある他の屋根材とリッジウェイを1平方メートル単価で比較してみました。
・瓦: 8,000〜15,000円
・ガルバニウム鋼板: 6,000〜8,000円
・リッジウェイ:6,000円弱
リッジウェイが非常に安いことがわかります。
リッジウェイは価格の安さと施工のしやすさがある、おすすめの屋根材です。
特に、リフォームに向いているでしょう。
リッジウェイは、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる「カバー工法」を使うと非常に安くリフォームをできます。
リフォームする時は、ぜひ検討してみてください。
屋根リフォームをする場合の費用相場などは「屋根リフォーム費用を工程・材料ごとにチェック!安くする方法も注目」をチェックするとわかりやすいです。
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