「屋根材の種類がいっぱいあってどれにしたら良いか分からない……」
こうした屋根材選びでお悩みではありませんか?
屋根材にはそれぞれ特徴があり、価格も大きく変わってきます。
この記事では特徴や価格を徹底比較し、屋根材選びに少しでもお役に立てるよう解説していきます。
屋根材には多数の種類があります。
その中には防水に優れているものや、耐震に優れているもの、耐久性に優れているものなどがあり、屋根材特有の利点と欠点が存在するものです。
以下では4つの屋根材を比較し、解説していきます。
・瓦
・スレート
・アスファルトシングル
・金属系
ご自宅に適した屋根材を選ぶ際の参考にしてみましょう。
瓦が持つ特徴で1番大きい要素は耐久性です。
粘土で作られた瓦は焼き物であるため塗装が必要ありません。
メンテナンスが基本的に不要で、耐久性を損なわれることなく美しさを何十年も保つことができます。
さらに瓦には断熱性が備わっており、夏の日光や冬の冷気を屋内に通しにくくしてくれる特徴もあります。
しかし高価ということもあり、コストを抑えたい方には価格が高く感じるかもしれません。
スレートの特徴は安価なことです。
スレートはセメントを固めた物に塗装を施した屋根材で、軽量であることから料金設定が低くされています。
近年の住宅の屋根は瓦よりもスレートが主流になりつつあり、デザイン性も良いため新築物件に多く見られます。
しかし塗装が施されているので、メンテナンスは頻繁に行わなければなりません。
さらに耐震性が高く、地震が多い日本でも安心して利用できます。
アスファルトシングルという屋根材は近年海外の住宅で流行しており、名前の通りアスファルトで形成されている屋根材です
アスファルトシングルを使うメリットには優れた防水性があります。
スレートやトタンなどの屋根材は仕上げが塗装になっていますが、アスファルトシングルは防水シートになっているので、サビやひび割れの心配がありません。
アスファルトシングルは耐震性も優れているので、海外のみならず日本でも取り入れている住宅が増えてきているといわれています。
金属系には大きく分けて2つの種類があります。ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板の特徴は、安価でありながら高い機能性があることです。
スレートと値段に大差がないうえ、金属なのに錆びにくいという、屋根材にとっては大きな強みを持っています。
さらに耐震性も優れており、緩い勾配の屋根にも取り付けることができるのも嬉しい点です。
ジンカリウム鋼板の特徴は、ガルバリウム鋼板と比べて防音性や断熱性に優れているという点です。
メンテナンスがいらないため、頻繁にかかる維持費用を抑えることができます。
実際の材工費(工事にかかる単価)を屋根材別に比較すると以下のようになります。
・瓦:8,000〜12,000円
・スレート:4,000〜8,000円
・アスファルトシングル:4,000〜15,000円
・金属系:6,000〜12,000円
スレートとアスファルトシングルがコストパフォーマンスに長けており、瓦と金属系の単価は高いことが分かります。
屋根材を比較する際に注意しておきたい点は性能を見極めることです。
材工費が高いがメンテナンス費がかからないジンガリウム鋼板であっても、断熱性は他の屋根材に劣るというデメリットがあります。
なので、ひとつひとつの屋根材の特徴を理解して、どの機能性を優先したいかを決めることで、自分に合った素材が見つかるようになるでしょう。
屋根の下地によっては屋根材が合わない場合もあります。
屋根材の種類は豊富なため、専門的な部分を知るためにも素材選びの際は業者に相談することをお勧めします。
屋根リフォームにかかる費用を知りたい場合は「屋根リフォーム費用を工程・材料ごとにチェック!安くする方法も注目」もご覧ください。
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