宮崎の屋根やさんコラム│屋根下地の防水とは?
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎で屋根にお悩みのある方に役立つ情報をお伝えしていきます(^^)
雨が降ると、家の屋根が水をはじいてくれるおかげで家の中には水が入ってきません。
この、屋根による防水について、前回のコラムでは、屋根の1次防水についてお話ししました。
今回は、2次防水である、屋根下地による屋根の防水について見てみたいと思います。
屋根の上には、1次防水と2次防水と呼ばれる2つの防水があることで家の中に水が入ってこないように作られています。
その1次防水が、屋根材で、今回お話しする2次防水が屋根下地に秘密があります。
では、早速屋根下地とはどの部分を指し、どのようにおすまいに水が侵入してくることを防いでくれているのか見ていきましょう。
屋根下地とは?
前回のコラムでお話ししたのが、図で言うところの屋根材の部分です。
緑の面から下の部分を一般的に屋根下地と呼んでおり、今回はこの部分を分解してみていきたいと思います。
緑の面から下の部分を一般的に屋根下地と呼んでおり、今回はこの部分を分解してみていきたいと思います。
ルーフィング(防水紙)
ルーフィング(防水紙)とは、屋根の2次防水の要ともいえる存在です。
1次防水である屋根材のすぐ下にあり、屋根材をすり抜けてきた雨水を、このルーフィングが防水してくれることで家の内部への水の侵入を食い止めます。
1次防水である屋根材のすぐ下にあり、屋根材をすり抜けてきた雨水を、このルーフィングが防水してくれることで家の内部への水の侵入を食い止めます。
そのため、屋根材に多少の不具合があっても、ルーフィングに不具合が無ければ雨漏りを防げることがほとんどです。
屋根材の下にありますので、普段は目にすることが出来ない場所です。
基本的には屋根材の交換タイミングがそのメンテナンスタイミングとなります。
2次防水の要であるルーフィング(防水紙)のメンテナンスについては、後ほど詳しく見ていきます。
屋根材の下にありますので、普段は目にすることが出来ない場所です。
基本的には屋根材の交換タイミングがそのメンテナンスタイミングとなります。
2次防水の要であるルーフィング(防水紙)のメンテナンスについては、後ほど詳しく見ていきます。
野地板
ルーフィング(防水紙)の下にあるのが野地板です。
ルーフィングに不具合が出てくると、この野地板の腐食が進みますので、ルーフィングの張替えの時には、必ず野地板の部分の劣化状態を確認します。
野地板という存在を知らない方も多いかもしれませんね。
ルーフィングに不具合が出てくると、この野地板の腐食が進みますので、ルーフィングの張替えの時には、必ず野地板の部分の劣化状態を確認します。
野地板という存在を知らない方も多いかもしれませんね。
野地板の耐久年数はおおよそ20~30年だと言われています。
ルーフィングの交換タイミングと併せることが最も効率の良いメンテナンス時期だと言われています。
ルーフィングを取り除いた後の劣化状態よって、全体や部分的に張り直す場合と、補強する場合と変わってきますが、いずれの場合も、ルーフィングを全て外して判断することになります。
ルーフィングの交換タイミングと併せることが最も効率の良いメンテナンス時期だと言われています。
ルーフィングを取り除いた後の劣化状態よって、全体や部分的に張り直す場合と、補強する場合と変わってきますが、いずれの場合も、ルーフィングを全て外して判断することになります。
垂木
ここまでお話ししてきた、ルーフィング、野地板、屋根材、というこれら3つの土台となっている「垂木」はとても重要な部分です。
屋根の重要なものを乗せる土台として重要なだけでなく、垂木は、屋根の一番下の構造部分であり、屋根面の荷重を支える役割もしています。
垂木の断面積が、屋根の耐重量や屋根の構造の強度を決めています。
屋根の重要なものを乗せる土台として重要なだけでなく、垂木は、屋根の一番下の構造部分であり、屋根面の荷重を支える役割もしています。
垂木の断面積が、屋根の耐重量や屋根の構造の強度を決めています。
そのため、垂木の部分の腐食や劣化に発展する前に、屋根の点検メンテナンスを行うことが重要になります。
当然、垂木の補修をするとなると、これまで出てきた、屋根材、ルーフィング、野地板の全てを剥がす必要が出てきますので、大掛かりな工事になっていくことが想像できますね。
屋根は、このように何層にも大事なものが重なり合っていますので、できるだけ、その不具合は表面に近いものでとどめて修復していくことが長持ちさせるコツです。
当然、垂木の補修をするとなると、これまで出てきた、屋根材、ルーフィング、野地板の全てを剥がす必要が出てきますので、大掛かりな工事になっていくことが想像できますね。
屋根は、このように何層にも大事なものが重なり合っていますので、できるだけ、その不具合は表面に近いものでとどめて修復していくことが長持ちさせるコツです。
防水で需要なルーフィング(防水紙)
ルーフィングのメンテナンス
ここまでお話しした通り、ルーフィングは防水するために非常に重要な存在であるものの、表面に出ているものではないので、その劣化に気付きにくく、気付いたとしても簡単に交換することができません。
そのため、ルーフィングを新しくする方法は2つです。
そのため、ルーフィングを新しくする方法は2つです。
葺き替え・葺き直し
最も一般的な方法がこちらの葺き替え・葺き直しです。
屋根材やルーフィングを剥がし、野地板や垂木については、状態に合わせて張り直したり増し張りしたりすることで、ルーフィングの土台となる部分を作り直し、新しいものを貼る方法です。
その後、新しい屋根材を乗せることが葺き替えです。
再利用できる屋根材を復元させる場合が葺き直しで、基本的には粘土瓦の場合のみです。
葺き替えの場合は、家の耐重量に問題のないものであれば別の素材の屋根材に変更することが可能です。
瓦屋根から金属屋根のように、軽量の屋根にすることで耐震性に強い家にする事例は多くあります。
屋根材やルーフィングを剥がし、野地板や垂木については、状態に合わせて張り直したり増し張りしたりすることで、ルーフィングの土台となる部分を作り直し、新しいものを貼る方法です。
その後、新しい屋根材を乗せることが葺き替えです。
再利用できる屋根材を復元させる場合が葺き直しで、基本的には粘土瓦の場合のみです。
葺き替えの場合は、家の耐重量に問題のないものであれば別の素材の屋根材に変更することが可能です。
瓦屋根から金属屋根のように、軽量の屋根にすることで耐震性に強い家にする事例は多くあります。
屋根カバー工法
こちらは、主にスレート屋根の場合に人気の工法です。
葺き替えのように、今あるものを取り除くのではなく、既存の屋根を野地板のように扱い、その上に新しい防水紙を貼り、屋根材をのせて行く方法です。
そのため、「重ね葺き」「オーバールーフ工法」といった呼び方もしています。
屋根が2重になりますので、重量が上がり、家の耐重量の範囲に収めるために、新しい屋根材は軽量な金属屋根がオススメです。
廃材が少なく済む分、コストや工事期間を抑えることが出来ることが人気の理由です。
既存の屋根が瓦屋根の場合は、すでに屋根の重さがあるため、屋根カバー工法は使えません。
葺き替えのように、今あるものを取り除くのではなく、既存の屋根を野地板のように扱い、その上に新しい防水紙を貼り、屋根材をのせて行く方法です。
そのため、「重ね葺き」「オーバールーフ工法」といった呼び方もしています。
屋根が2重になりますので、重量が上がり、家の耐重量の範囲に収めるために、新しい屋根材は軽量な金属屋根がオススメです。
廃材が少なく済む分、コストや工事期間を抑えることが出来ることが人気の理由です。
既存の屋根が瓦屋根の場合は、すでに屋根の重さがあるため、屋根カバー工法は使えません。
まとめ
前回は屋根材。
今回は屋根下地部分。
2回に分けて、屋根の防水について見ていきました。
屋根はおすまいを雨から守る大事な場所ですが、どのように防水しているのかを知るきっかけになりましたか?
もうしばらくすると、梅雨・台風シーズンと雨が増えていき、雨漏りに悩む方が増える季節に向かっています。
不具合が起きてからでは間に合わない。
というトラブルが起こりがちな屋根です。
早めに、小さなトラブルのうちに解決させて、不安のない家を維持するために、私たち、屋根の専門店をご活用ください。
街の屋根やさん宮崎店では、無料点検を行っていますので、お気軽にお声かけください。
今後のライフプランなどをお聞きした上で、状態に合わせたメンテナンスのご提案をさせていただきます。
現時点でおすまいの不具合に気付いていないこともありますので、しばらく点検してないと思われたら、思い立ったが吉日です!
本格的な雨のシーズンに入ってしまうと、実際に不具合に気付く方が増えます。
問い合わせの多い時期に入りますと、問い合わせをいただいても、対応にお時間をいただく場合もございます。
混雑する前に、落ち着いて点検しておくのにも、今はいい季節ですので、ご検討ください。
今回は屋根下地部分。
2回に分けて、屋根の防水について見ていきました。
屋根はおすまいを雨から守る大事な場所ですが、どのように防水しているのかを知るきっかけになりましたか?
もうしばらくすると、梅雨・台風シーズンと雨が増えていき、雨漏りに悩む方が増える季節に向かっています。
不具合が起きてからでは間に合わない。
というトラブルが起こりがちな屋根です。
早めに、小さなトラブルのうちに解決させて、不安のない家を維持するために、私たち、屋根の専門店をご活用ください。
街の屋根やさん宮崎店では、無料点検を行っていますので、お気軽にお声かけください。
今後のライフプランなどをお聞きした上で、状態に合わせたメンテナンスのご提案をさせていただきます。
現時点でおすまいの不具合に気付いていないこともありますので、しばらく点検してないと思われたら、思い立ったが吉日です!
本格的な雨のシーズンに入ってしまうと、実際に不具合に気付く方が増えます。
問い合わせの多い時期に入りますと、問い合わせをいただいても、対応にお時間をいただく場合もございます。
混雑する前に、落ち着いて点検しておくのにも、今はいい季節ですので、ご検討ください。