宮崎の屋根やさんコラム│スレート屋根にはどんな工法がある?
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎から、屋根のメンテンスや工事に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
日本の住宅で多くみられるスレート屋根ですが、実際に街を歩いていると、正しいメンテナンスがされていないお住まいをよく見かけます。
「そろそろ塗装した方が良いのでは・・・」
「割れてるけど大丈夫かな?」
余計なお世話ですが、ある種の職業病ですね(笑)
今回は、スレート屋根のメンテナンスを工法別にみていきたいと思います。
宮崎から、屋根のメンテンスや工事に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
日本の住宅で多くみられるスレート屋根ですが、実際に街を歩いていると、正しいメンテナンスがされていないお住まいをよく見かけます。
「そろそろ塗装した方が良いのでは・・・」
「割れてるけど大丈夫かな?」
余計なお世話ですが、ある種の職業病ですね(笑)
今回は、スレート屋根のメンテナンスを工法別にみていきたいと思います。
定期的なメンテナンス方法
メンテナンス時期
屋根材に使われている塗料の性能や環境などにより、一般的なメンテナンス時期は変わってきます。
ですが、一般的にスレート屋根の塗装は10年程度を目安にした方が良いものが多いかと思います。
そのメンテナンス時期の目安として一番分かりやすいのは、見た目で判断できることも多くあります。
★色が変色・褪色する
★カビ・コケが繁殖する
この状態は、「見た目が悪くなっているだけ」と思い放置されがちですが、実はこれこそがメンテナンスのタイミングを教えてくれているのです。
正しいメンテナンス時期を逃さないためにも、見た目が悪くなってきたな。と感じたときが、点検タイミングだということを知っておくと良いでしょう。
ですが、一般的にスレート屋根の塗装は10年程度を目安にした方が良いものが多いかと思います。
そのメンテナンス時期の目安として一番分かりやすいのは、見た目で判断できることも多くあります。
★色が変色・褪色する
★カビ・コケが繁殖する
この状態は、「見た目が悪くなっているだけ」と思い放置されがちですが、実はこれこそがメンテナンスのタイミングを教えてくれているのです。
正しいメンテナンス時期を逃さないためにも、見た目が悪くなってきたな。と感じたときが、点検タイミングだということを知っておくと良いでしょう。
塗装メンテナンス
スレート屋根のメンテナンスのひとつが、この塗装です。
塗装の目的は、スレート屋根に塗膜を作ることです。
スレート屋根の原料は、セメントと繊維質であり、そのままでは防水性がありません。
そのため、塗装で塗膜を作ることで防水性を持たせています。
屋根が新しいうちは、塗膜の働きにより、雨や汚れをしっかりとはじいてくれるのですが、紫外線や雨風による経年劣化により、徐々に塗膜が剥がれていきます。
この劣化が原因で、色が変色したり褪色したりという、前述の見た目の不良が起こり始めます。
次の段階として、塗膜の劣化が進行するに伴い、徐々に屋根材が水を吸い込みやすくなり、湿気を持ちやすくなります。
その状態になると、適度な水分と日光を浴びることにより、コケやカビが繁殖しやすくなるのです。
これがまさに、「見た目が悪くなるだけ」ではなく「塗膜の劣化のサイン」なのです。
更に放置すると、スレート屋根は吸水と乾燥を繰り返すことにより徐々に反りの原因となり、ヒビ・割れ・欠けといった損傷に繋がっていきます。
そのような損傷が原因となり、屋根からズレたり外れたりといった不具合に発展します。
完全に損傷してしまうと、スレート屋根は部分的な修繕が困難な屋根材です。
塗装によって塗膜を作り、屋根材を守ることでその耐久年数を延ばすことが出来ます。
こういったことが、定期的な塗装メンテナンスが重要な理由です。
ただ1点注意があります。
一部の屋根材については、塗装ができない(しても意味がない)屋根材があります。
その場合は、塗装ではなく、下記で紹介する方法でのメンテナンスのみになります。
★塗装できない屋根材についてはこちらに詳しく記載しています。
>>屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ
>>屋根がセキスイかわらUで適切なリフォームが分からない方へ
>>コロニアルNEO(ノンアスベスト屋根材)の最適なメンテナンス方法をご紹介
塗装の目的は、スレート屋根に塗膜を作ることです。
スレート屋根の原料は、セメントと繊維質であり、そのままでは防水性がありません。
そのため、塗装で塗膜を作ることで防水性を持たせています。
屋根が新しいうちは、塗膜の働きにより、雨や汚れをしっかりとはじいてくれるのですが、紫外線や雨風による経年劣化により、徐々に塗膜が剥がれていきます。
この劣化が原因で、色が変色したり褪色したりという、前述の見た目の不良が起こり始めます。
次の段階として、塗膜の劣化が進行するに伴い、徐々に屋根材が水を吸い込みやすくなり、湿気を持ちやすくなります。
その状態になると、適度な水分と日光を浴びることにより、コケやカビが繁殖しやすくなるのです。
これがまさに、「見た目が悪くなるだけ」ではなく「塗膜の劣化のサイン」なのです。
更に放置すると、スレート屋根は吸水と乾燥を繰り返すことにより徐々に反りの原因となり、ヒビ・割れ・欠けといった損傷に繋がっていきます。
そのような損傷が原因となり、屋根からズレたり外れたりといった不具合に発展します。
完全に損傷してしまうと、スレート屋根は部分的な修繕が困難な屋根材です。
塗装によって塗膜を作り、屋根材を守ることでその耐久年数を延ばすことが出来ます。
こういったことが、定期的な塗装メンテナンスが重要な理由です。
ただ1点注意があります。
一部の屋根材については、塗装ができない(しても意味がない)屋根材があります。
その場合は、塗装ではなく、下記で紹介する方法でのメンテナンスのみになります。
★塗装できない屋根材についてはこちらに詳しく記載しています。
>>屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ
>>屋根がセキスイかわらUで適切なリフォームが分からない方へ
>>コロニアルNEO(ノンアスベスト屋根材)の最適なメンテナンス方法をご紹介
屋根材の耐久年数を迎えた際
定期的な塗装メンテナンスなどを行ったうえで、いよいよ耐久年数を超え、塗装をしても長持ちしない、意味がない。という状態になりましたら、新しい屋根材にする必要が出てきます。
葺き替え
屋根材を新しくする方法のひとつが葺き替えです。
スレート屋根に限らず、全ての屋根材で行われる方法で、屋根の下地から新しくすることが出来る方法です。
既存の屋根材を剥がし、その下にある、野地板・ルーフィング(防水紙)も新しくしますので、屋根そのものが新しくなると言える工法です。
屋根の下地部分(野地板・ルーフィング(防水紙))を新しくするためにはこのタイミングしかありません。
屋根材の不具合を放置していると、この屋根下地の劣化が進行して雨漏りの原因となることが多くあります。
この屋根下地部分に不具合がなく正常に機能していれば、屋根材がズレたり外れたりしても即雨漏りにはなりません。
とはいえ、屋根材の下にあるため、通常異常が目に見えない場所ですので、こういったタイミングで新しくすることが必要となります。
スレート屋根に限らず、全ての屋根材で行われる方法で、屋根の下地から新しくすることが出来る方法です。
既存の屋根材を剥がし、その下にある、野地板・ルーフィング(防水紙)も新しくしますので、屋根そのものが新しくなると言える工法です。
屋根の下地部分(野地板・ルーフィング(防水紙))を新しくするためにはこのタイミングしかありません。
屋根材の不具合を放置していると、この屋根下地の劣化が進行して雨漏りの原因となることが多くあります。
この屋根下地部分に不具合がなく正常に機能していれば、屋根材がズレたり外れたりしても即雨漏りにはなりません。
とはいえ、屋根材の下にあるため、通常異常が目に見えない場所ですので、こういったタイミングで新しくすることが必要となります。
屋根カバー工法
「重ね葺き」「オーバールーフ工法」とも呼ばれる方法で、既存の屋根の上に新しく屋根をかぶせる工法です。
既存の屋根の上に新しくルーフィング(防水紙)を張り屋根材をかぶせます。
そのため、既存の屋根が下地として使うのには難しい程度にまで進行した損傷の場合は適用できません。
屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去しないため、撤去した場合にかかる工賃および廃材の処分費用が抑えられ、更に工事期間も短縮することができます。
加えて既存の屋根材がアスベスト使用のものである場合は、更に処分費用が高くなるため、屋根カバー工法にすることが大きなメリットとなります。
(アスベスト自体は割れたり粉塵とならない限りは問題ありませんので、屋根材として残すことは安全性に問題はありません)
既存の屋根の上に新しくルーフィング(防水紙)を張り屋根材をかぶせます。
そのため、既存の屋根が下地として使うのには難しい程度にまで進行した損傷の場合は適用できません。
屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去しないため、撤去した場合にかかる工賃および廃材の処分費用が抑えられ、更に工事期間も短縮することができます。
加えて既存の屋根材がアスベスト使用のものである場合は、更に処分費用が高くなるため、屋根カバー工法にすることが大きなメリットとなります。
(アスベスト自体は割れたり粉塵とならない限りは問題ありませんので、屋根材として残すことは安全性に問題はありません)
まとめ
スレート屋根のメンテナンスには、定期的に行う塗装と、屋根材を新しくするための葺き替え・屋根カバー工法といったように、その劣化の段階に応じて複数のメンテナンス方法があることが分かりました。
お住まいを買われたり、塗装された際に、耐久年数や次回メンテナンスの目安はお知らせされると思うのですが、そのお住まいの環境によっては「あくまでも目安」でしかありません。
直射日光が当たる時間が長い、雨風が強く当たる、海が近く潮風に当たる、台風で家に物がぶつかった・・・
様々な要因によって大きく変わってまいります。
だからこそ、実際におススメされた次回点検時期よりもちょっと早めに点検しておくことがオススメです。
そうすることで次回メンテナンスの最適な時期が事前に予測できる場合もありますし、思ったよりも劣化の進行が速い場合に、大きな損傷が起こる前にメンテナンスできます。
今回ご紹介した劣化のサインも参考にしていただけたらと思います。
私たち街の屋根やさん宮崎店では、無料の屋根・外壁の点検を行っております。
今すぐメンテナンスをお考えの方も、今後の計画としておすまいの状態を知りたい方も、どちらでもお気軽にお声かけください。
そもそも「いつ点検していいかわからないまま今になった」という方も少なくないと思います。
このコラムに訪れたのも何か不安があったからかもしれませんね。
これをご縁にお声かけ頂きましたら幸いです(^^)
お住まいを買われたり、塗装された際に、耐久年数や次回メンテナンスの目安はお知らせされると思うのですが、そのお住まいの環境によっては「あくまでも目安」でしかありません。
直射日光が当たる時間が長い、雨風が強く当たる、海が近く潮風に当たる、台風で家に物がぶつかった・・・
様々な要因によって大きく変わってまいります。
だからこそ、実際におススメされた次回点検時期よりもちょっと早めに点検しておくことがオススメです。
そうすることで次回メンテナンスの最適な時期が事前に予測できる場合もありますし、思ったよりも劣化の進行が速い場合に、大きな損傷が起こる前にメンテナンスできます。
今回ご紹介した劣化のサインも参考にしていただけたらと思います。
私たち街の屋根やさん宮崎店では、無料の屋根・外壁の点検を行っております。
今すぐメンテナンスをお考えの方も、今後の計画としておすまいの状態を知りたい方も、どちらでもお気軽にお声かけください。
そもそも「いつ点検していいかわからないまま今になった」という方も少なくないと思います。
このコラムに訪れたのも何か不安があったからかもしれませんね。
これをご縁にお声かけ頂きましたら幸いです(^^)