「ステンレス屋根はメンテナンスしなくてもいいの?」
「ステンレスとガルバリウム鋼板はどちらがいいのだろう?」
このような悩みをお持ちの人は多いでしょう。
この記事では、ステンレス屋根について解説します。
具体的には、以下の内容について解説します。
l ステンレス屋根のメリット・デメリット
l メンテナンス時期と方法
l ステンレス屋根とガルバリウム鋼板はどちらがいいのか?
ステンレス屋根のメリット・デメリットを知ることで、
納得のいく屋根材選びができるでしょう。
なお、ご自宅の雨漏りが心配な方は「雨漏り対策で知っておきたいコツ」もご覧ください。
ステンレスとは、鉄を主成分としてクロムやニッケルが含まれた合金のことです。
ステンレスは錆びにくい素材のため、キッチンなどの水回りに多く利用されていますが、
屋根材としても優れた性能を発揮します。
屋根材の多くは、ステンレス表面に塗料を焼付塗装した「カラーステンレス」が使われています。
ステンレス屋根のメリット・デメリットをご説明します。
ステンレス屋根のメリットは、以下の通りです。
l 錆びにくい
l 耐候性がある
l 劣化しにくい
l ランニングコストがかからない
ステンレス屋根は錆びにくく劣化しにくいため、メンテナンスフリーと呼ばれることもあります。
耐用年数は50年ともいわれています。
メンテナンスフリーと呼ばれる製品でも、
完全にメンテナンスが不要なわけではありません。
メンテナンスの手間がほとんどかからないため、
ランニングコストを抑えられることが大きなメリットでしょう。
ステンレス屋根におけるデメリットは、以下の通りです。
l 防音性や断熱性に劣る
l 表面が傷つきやすい(ヒョウによる被害など)
l 製品価格が高い(ガルバリウム鋼板の2~3倍)
丈夫で長持ちする反面、金属製であるがゆえに、防音性や断熱性、
傷つきやすさなどのデメリットがあります。
ステンレス屋根におけるメンテナンス時期と方法をご説明します。
ステンレス屋根は基本的にメンテナンスフリーだと言われています。
しかし、塗装された色合いは経年劣化により色あせてきます。
色あせても性能的に致命的な問題はありませんが、外観が気になる場合は
20年程度を目安に塗装工事を行うといいでしょう。
また、屋根は目が届きにくい場所のため、
気付かないうちに思わぬ不具合が起きていることがあります。
知らないうちに不具合が進行してしまうと、大がかりな修復工事をしなければなりません。
異常を早めに発見するためにも、
屋根を業者に定期的に点検してもらうことをおすすめします。
ステンレス屋根の主なメンテナンス方法は塗装工事です。
費用相場は40~60万円です。
また、ステンレスは塗装が付着しにくい素材のため、入念な下処理が必要です。
メンテナンスを依頼する際は、ステンレス屋根の塗装に詳しい業者にお願いしましょう。
金属製で同じような性能をもつ、ステンレス屋根とガルバリウム鋼板。
屋根材を選ぶ際に、どちらを選べばいいか迷う人はとても多いです。
ここでは、ステンレス屋根とガルバリウム鋼板の違いをご説明します。
それぞれの耐用年数は、以下の通りです。
l ステンレス屋根:50年
l ガルバリウム鋼板:30年
ステンレスは住宅の水回りにも多く使われていることから、
劣化に強いことがわかります。
それぞれの初期費用は、以下の通りです。
l ステンレス屋根:10,000~14,000円/平方メートル
l ガルバリウム鋼板:6,000~9,000円/平方メートル
初期費用は、ステンレス屋根が2~3倍ほど高くなります。
しかし、ステンレス屋根はメンテナンスがほとんどかかりませんので、
ランニングコストがあまりかかりません。
性能面では、ステンレス屋根の方が錆びにくいです。
海沿いの地域などでは、ステンレス屋根の方が安心でしょう。
ステンレス屋根は、初期費用はかかりますがメンテナンスの手間はかかりません。
ランニングコストを抑えたい場合は、ステンレス屋根がおすすめです。
しかし、ステンレス屋根は取り扱いが難しく、専門の知識と技術が必要です。
工事を依頼する場合は、複数の業者に見積りを取り、経験と実績が豊富な業者を選択しましょう。
ステンレスより安価で手に入るガルバリウム鋼板の屋根リフォーム費用は、
「ガルバリウム鋼板で屋根リフォームをする費用と安くするコツ」
で紹介しています。
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