塗装の剥離は多くの場合、業者の施工不良が原因です。
最初の内は小さな剥離でも、時間の経過と共にどんどん大きく広がっていく可能性があります。
塗装の剥離を見つけた場合は、すぐにでも補修をする必要があります。
この記事では、塗装の剥離について以下の項目を紹介しています。
それでは、みていきましょう。
塗装の剥離が起こる原因は、主に以下の4つです。
1つずつ解説していきます。
塗料には耐用年数があり、一定の期間を過ぎると塗料の寿命が尽きてしまいます。
耐用年数を過ぎると、塗装に剥離やひび割れが生じます。
塗装の施工に問題がなくても、経年劣化によって塗替えが必要になる場合もあるのです。
塗装には下塗り・中塗り・上塗りの工程があり、それぞれに適切な乾燥時間が必要です。
乾燥時間は季節や塗料の種類によりますが、最低でも4時間ほどかかります。
乾燥時間が不足していると塗料の密着が不十分になり、塗装が剥離する原因となります。
塗装をする前には、塗装面を高圧洗浄機で清掃します。
汚れが残っていると塗料と塗装面の密着が不十分になり、塗装が剥離しやすくなるからです。
高圧洗浄には汚れや古い塗膜を落とし、塗料の密着力を高める効果があるのです。
塗料は希釈剤と混ぜてから使用するのが一般的です。
塗料と希釈剤を混ぜる割合は、材料の種類によって定められています。
希釈率を守らなければ適切な密着力が低下するので、剥離しやすい塗装になってしまいます。
塗装の剥離を防止するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
1つずつ解説していきます。
相見積もりをすることで、信頼できる優良な業者を選別できます。
塗装の剥離は施工業者が原因であることが多く、業者選びは非常に重要です。
工事費用が安くても、塗装工事の実績が少ない業者は避けましょう。
工事に立ち会って施工状況を確認することで、業者の手抜き工事を抑止できます。
塗装は工程が多く大変な作業なので、手抜きになりやすい工事です。
工事写真を残しておいてもらうのも、手抜き工事対策に有効な方法です。
工期が極端に短い業者の場合は、注意が必要です。
塗装工事は適切な乾燥時間が必要で、丁寧にすると各工程で1日かかる場合もあります。
悪徳業者は何らかの工程を省いたり、塗料の乾燥時間を短くしていたりする可能性があります。
工程表を確認し、適切な工程で工事が進んでいるのかを理解しておきましょう。
塗装が剥がれた際の補修方法は以下のとおりです。
DIYでの補修は難易度が高いので、業者に依頼することをおすすめします。
小さな剥離であればDIYでの補修も可能ですが、施工不良によりダメージが広がることもあります。
塗装工事は専門知識と技量が重要な作業です。
確実に補修をするためにも、必ずプロの業者に依頼をしましょう。
塗料の耐用年数内に剥離が起きる場合は、施工不良が原因であると考えられます。
多くの塗装業者は、塗装の剥がれに対する保証を設けています。
保証の期間や内容は業者によって異なるので、工事前に必ず確認して理解しておきましょう。
塗料によってはメーカー保証がついている場合がありますが、適用されるのは稀です。
メーカー保証は製品に対してのみで、施工不良による剥離には適用されません。
塗装の剥離が経年劣化による場合も保証の適用外になります。
製品自体に明らかな欠陥がある場合のみ、メーカー保証での修繕が適用されると理解しておきましょう。
塗装の剥離は施工業者が原因であることがほとんどです。
施工不良を避けるためには、コスト面だけではなく実績と信頼性も考慮して業者を選びましょう。
塗装の費用や安くする方法を知りたいなら「屋根塗装の相場を坪数・工程別に知って費用を安くする方法を紹介」も読んでみてください。
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