街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎でおすまいの塗装にお悩みのある方に役立つ情報をお伝えしていきます（＾＾）

塗装メンテナンスをしようと思ったとき、思った以上に日数がかかることを伝えられ、驚いた経験がある方もいるかもしれませんね。
特に屋根塗装の場合は足場の設置から始まりますし、「塗装」とひと口に言っても、ただ塗ればいいということではないようです。

せっかく塗装をするのであれば、少しでも長持ちする方が良いですね。
そして、塗り残しやムラがあるような仕上がりはもちろん困ります。
塗装後のおすまいは、見た目の美しい仕上がりになることを期待するのが当然です。

そのために、一体どのような工程があるのでしょうか？

塗装を美しく仕上げるために必要なポイントを見ていきたいと思います。

塗装面を整える下準備

まずは、塗装面をきれいにすることから始まります。
塗装する際に、余計なものが残った状態で塗装をしてしまうことは、美しくない仕上がりになったり、長持ちしない仕上がりになったりする原因です。

汚れを落とす

建築現場で用いる「プロ仕様」の高圧洗浄機は、一般家庭向けのものよりも、馬力が強く、一気に汚れを吹き飛ばしてくれます。
家庭向けのものでもそうなのですが、洗浄する際に、その屋根材や外壁材の劣化状況によっては、この「高圧」に耐えられず破損してしまう場合があります。
勢いが強ければその分汚れの落ちも目に見えて気持ちいいものですが、状態を見極めつつ、出力を切り替えていく必要があります。

また、再塗装をする場合は、元々の塗料が劣化してはがれかかっている塗膜なども取り除きますが、ご自身で洗浄される場合は、洗浄後に塗装作業を行いません。
そのため、この塗膜を高圧洗浄で落としてしまうと、劣化の進行が早まってしまいますのでご注意ください。

落としてはいけない塗膜などを落とさないためには、高圧洗浄機を使うよりも、中性洗剤とスポンジによる手洗いがオススメです。
（とはいえ、広範囲に渡って汚れが気になる場合はそれもまた難しいのも現実ですが・・・）

サビや古い塗膜を落とす

普段の掃除でも、サビや頑固な汚れは洗浄だけでは落とすことが出来ず、たわしやスポンジなどで「こする」「削る」などの作業を行うと思いますが、それと同じです。
新しい塗装の密着性を上げるためには、塗装面に余計なものを残さないのがポイントです。

錆びやはがれかかっている塗膜の上に塗装をしても、その部分から剥げやすくなってしまいます。

また、サビやはがれかかった塗膜で表面がデコボコとした状態に塗装をしてしまうと、当然塗装面もデコボコとして美しい仕上がりの妨げとなります。

そういった意味でも、塗装面に錆や古い塗膜といった不要物がある場合は取り除く必要があります。

3回塗り

下塗り

しっかりと、洗浄やケレンにより整えられた塗装面に、１回目の塗り、「下塗り」を行います。
この下塗りは、塗装面を整えたり、上塗りする塗料の密着性を上げるための土台のようなものです。
金属部分にはサビ止めの機能があるものを使ったり、塗装面を強化したりする働きがあるものもあります。
また、この下塗りの段階でしっかりと塗料を塗りこむことで、上塗り材を塗る段階での染み込みを減らし、ムラを防ぐことが出来ます。
特に、塗装面の劣化が激しい場合は、塗料の吸い込みが激しく、下塗りを２回行うこともあります。

逆に塗料の種類や塗装面によっては、この「下塗り材が不要」という塗料もあります。

中塗り

中塗りは、上塗りの１回目ともいわれるもので、この段階でも「きれいに塗装されたな！」という印象の仕上がりになることがほとんどです。
見た目だけならこの段階でも十分満足できるものに仕上がってるように見えることもありますが、これだけでは「塗膜」を作るという意味では足りていません。
わざわざ2回に分けずに1度にたっぷり塗ればいいんじゃないかと思うかもしれませんが、それでは仕上がりにムラができやすかったり、乾燥が上手くいかなかったりと不具合の原因となります。
そうならないために、適切な量の塗装を2回行うことが美しく長持ちする塗装のポイントです。

当然ですが、下塗り・中塗り・上塗りをする前には、塗装面がしっかりと乾燥していることも大事です。

洗浄後しっかりと乾燥した面に下塗りをし、この下塗り材がしっかりと乾燥した後中塗りを行います。
そして、中塗りがしっかりと乾燥した後に上塗りをすることでそれぞれの塗装がしっかりと役割を果たすことが出来ます。

そのため、塗装メンテナンスには日数がかかってしまうのですが、美しく長持ちさせるために大事な時間ですので、ご理解いただけたらと思います。

上塗り

そして、最後の仕上げとなる上塗りです。
場合によっては、下塗り材が足りなかった場合など、2回の上塗りをしてもムラがあるような場合があります。
その場合は、もう1回塗ることもあります。

このように、下塗りや上塗りの回数が増えることで4回塗り、5回塗り・・・と塗装面の状態によって増えることもあります。

そして、中塗りでも十分美しく見えていても、上塗りまですると、色やツヤが更に美しくなります。
塗装メンテナンスを行う際には、ぜひ、その違いを体感してください。
「あぁ、中塗りだけでは足りなかったんだ！」と実感していただけると思います（＾＾）

まとめ

塗装をする際には、しっかりとした下処理を行い、丁寧に塗料を塗り重ねてしっかりとした塗膜を作ることで、塗装面が美しく、長持ちする仕上がりになるということをお分かりいただけたでしょうか？

子どもの頃の図工の時間、絵の具であったり、工作で使うニスであったりを、うす塗りで何度かした方がきれいになった！
という経験をしたことがある方は、「あれか！」と思っていただけたらと思います。
ネイルをされる方であれば、ぷっくりとしたジェルネイルをする際、一度にのせるより、うすく2回塗った方がスムーズに作業ができ、仕上がりも良いという経験があるかもしれませんね。

このように、丁寧な作業が必要な塗装です。
だからこそ、信頼できる専門業者にご依頼いただくことが大事です！

私たち、街の屋根やさん宮崎店は、屋根・外壁塗装のプロです。
おすまいの状態を見て、適切な塗料を適切な量で塗り重ね、満足いただける作業を丁寧に行うことに手を抜きません。
そろそろ塗装の時期かな・・・と思われていましたら、ぜひとも私たちに点検のご依頼をいただけたらと思います。
無料での点検を行い、お住まいの方のご要望をお聞きし、そのお住まいに合ったお見積りを作成させていただきます。

梅雨や台風シーズンに入る前に、点検とメンテナンスを済ませておくと、安心して夏を乗り切ることが出来るので、特に今の時期はおすすめの点検タイミングですよ。