冷房の効きが悪いと感じる場合、屋根の暑さ対策ができていない可能性があります。
夏は太陽高度が高く、屋根が太陽光の影響を最も受けやすい季節です。
屋根の暑さ対策をすることで、室内の環境を快適に保つことが可能です。
この記事では、屋根の暑さ対策について以下の項目を紹介しています。
それでは、みていきましょう。
屋根の暑さ対策をするには、以下の方法があります。
それぞれの方法について、費用相場とともに解説していきます。
費用相場は、屋根の面積が70平方メートルで、工事費込みの場合です。
屋根に遮熱塗料を塗る方法では、70~100万円ほどの費用がかかります。
遮熱塗料を塗ることで、屋根の表面温度を最大で20℃ほど下げられます。
外壁材にも使用できる遮熱塗料もあるので、外壁塗装も同時に施工すれば大きな遮熱効果を得られます。
屋根の劣化が進んでいる場合は塗料の施工ができない場合があるので、施工可能か業者に確認しましょう。
屋根に遮熱シートを貼る方法では、80~100万円ほどの費用がかかります。
遮熱塗料と同様に屋根の表面温度を下げる効果があります。
戸建ての住宅にはあまり使用されておらず、主に工場などの屋根面積が広い物件で採用されることが多い工法です。
遮熱塗料に比べるとマイナーな工法なので、取り扱いをしている業者が少ない問題があります。
遮熱機能がついた屋根材を重ね張りする方法では、100~140万円ほどの費用がかかります。
既存の屋根に新しい屋根材を重ね張りするので、屋根の劣化が激しくても施工ができます。
遮熱塗料を塗るよりも施工費用はかかりますが、耐久年数が長いので維持費は安く抑えられます。
屋根に換気棟を取り付ける場合の費用は、1ヵ所あたり2万5,000円ほどです。
換気棟とは屋根の棟部に設けた換気部材のことです。
屋根と天井の間には小屋裏と呼ばれる空間があり、夏場は湿っていて暑い空気がこもります。
換気棟を設置することによって、この暑く湿った空気を外部に排出できます。
暖かい空気は上昇するという性質があるので、換気扇のように電動の設備を導入する必要がないのです。
屋根の暑さ対策をする際には、以下の項目についての注意が必要です。
1つずつ解説していきます。
屋根の暑さ対策工事をDIYですることは非常に危険です。
屋根の工事は高所作業なので、足場が必要であったりヘルメットや安全帯を使用しなければならなかったりします。
ご自身が危険なだけではなく、落下物によって他人をケガさせる可能性もあります。
屋根の暑さ対策工事をする際は、専門の業者に依頼しましょう。
屋根の暑さ対策工事をする際は、相見積もりで屋根工事に慣れた業者を選びましょう。
相見積もりとは同じ条件で複数の業者に見積もりをしてもらい、各業者を比較することです。
相見積もりをすることで悪徳業者を避けられるだけでなく、屋根工事に慣れた優良業者を選定できます。
優良業者を選ぶことで高品質で低価格な工事をしてもらえます。
屋根の暑さ対策をするには換気棟を設置するなど、安く簡単にできる工事もあります。
あなたが求めている効果と費用のバランスを考慮して、最適な屋根の暑さ対策を施しましょう。
「屋根リフォーム費用を工程・材料ごとにチェック!安くする方法も注目」では屋根をリフォームする際の費用なども詳しくわかります。
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