宮崎の屋根リフォーム│冬にもおススメ屋根カバー工法
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎でおすまいの状態にお悩みのある方に役立つ情報をお伝えしていきます(^^)
冬は雨の日が少なく、乾燥した季節です。
宮崎は田野町では大根やぐらの準備が進んでいる光景が見られますね。
乾燥は塗装に有利だけれど、気温も低く、霜が降りるような気候の場合は、塗装に不向きな場合もあり、お住いの気候によっては、塗装をするのはちょっと慎重になる・・・というイメージがあります。
ですが、塗装を伴わない工事であれば、お天気が続くということで向いている工事もあります。
今回は、冬でもお勧めの屋根工事のひとつ、屋根カバー工法についてお話しします。
屋根カバー工法は、家の暖かさをキープしてくれる効果も期待できますので、こういう方法があるんだ!
と、知っていただけたらと思います(^^)
「屋根カバー」工法とは、別名を「重ね葺き」「オーバールーフ」と呼ばれるもので、屋根の上に屋根を作る工法のことです。
実際にどのような作りなのか、まずは工事の流れについて見ていきたいと思います。
屋根カバーをする際は、屋根の上に屋根を重ねますが、その際に、太陽光発電やアンテナのような屋根の上の設置物はもちろん、表面に突起している雪止めといった部品であったり、屋根材全体を最後に押さえている棟板金などの板金を撤去します。
また、棟板金の下には棟板金の固定をしている、貫板という部材があります。
この部分も、大抵の場合は腐食などにより劣化しているため撤去します。
これらの部分は、新しい屋根の施工後に改めて設置する必要があり、一旦取り除く必要がありますが、逆に言うと、屋根カバー工法の場合は、撤去するのがこれらだけで済みますので、廃材が非常に少なくすみます。
不要な板金類を撤去し、平らになった既存屋根の上に、ルーフィングシートと呼ばれる防水紙を設置します。
実は、屋根材が破損しただけでは雨漏りすることは無く、この、ルーフィングがあることで屋根からの雨漏りは防がれています。
ルーフィングを新しく設置することで、雨漏れがあった屋根であっても修復されることがほとんどです。
防水紙の重要性はこちらもご参考ください>>
新しい屋根の屋根材を設置します。
屋根カバー工法は、屋根の上に屋根を葺くため、重量が上がるため、一番軽量である金属屋根がオススメです。
屋根が軽量であることがなぜメリットかというと、その家の屋根の耐重量問題と、屋根の重さが耐震性に影響するためです。
後述しますが、万が一、おすまいの耐重量が今の屋根材以上に重くできない場合は、屋根カバー工法は出来ません。
新しい貫板と棟板金を設置します。
貫板は、名前に「板」がつく通り、元々は木材でしたが、今は木材だけでなく、腐食に強い樹脂製のものなどもありますので、より耐久年数を延ばしたい場合おススメです。
棟板金の固定に使う金具も、釘よりはビス、素材もステンレス製と耐久性の高いものを使うことで、より、抜けにくくなり安全な屋根に仕上げることが出来ます。
また、これらの板金の継ぎ目部分にはコーキング処理を行い、棟部分からの水の侵入を防ぎます。
屋根カバー工法の一番のメリットは、今ある屋根の上に重ねることで、費用・期間共に抑えることが出来ることです。
本来なら、既存の屋根の撤去をする時間とその撤去した廃材の処分費用が掛かってしまいます。
作業する時間が減るのは、工期の短縮だけでなく、人件費の削減にもなります。
廃材の処分は、アスベスト使用のものであれば、更に高額になるため、既存の屋根がアスベストを含むものである場合は、特に有利な工法と言えます。
また、既存の屋根材と新規の屋根材の2重構造となるため、防音性や断熱性がアップします。
その際、間に空気の層を作る工法を取り入れると、更にその効果は高くなります。
屋根が2重構造になることはメリットでもあるのですが、その分屋根の重量が重くなります。
そのため、瓦屋根のような、元々の重量のある屋根材の場合は適用できない工法です。
また、既存の屋根の耐重量がすでにギリギリの場合も同様です。
耐震性を少しでも保つためにも、カバー工法で使用する屋根材は金属屋根のようなできるだけ軽量のものを選ぶと良いでしょう。
カバー工法に限った話ではありませんが・・・
冬は、日が短くなること・結露の場合屋根に登れないといった作業時間がちょっと短くなる要因を持っています。
そのため、冬以外に比べると、もしかすると作業期間が延びてしまう可能性もありますが、雨の日自体が少ないことから、雨による中断がなく、「作業している日は増えたけど作業全体の期間は変わらない」ということもよくあるようです。
こればっかりは、自然の影響ですので、春や秋でも、工事期間が予定通りに進まないことはありますので頭の隅っこに置いておいていただけたら・・・と思います。
屋根カバー工法での屋根メンテナンスは、季節を問いませんし、むしろ断熱性がアップすることが分かりました。
おすまいの地域が、朝は霜が降りるし・・・雪が降るし・・・と、塗装を諦めていた方は、屋根カバー工法を視野に入れてはいかがでしょうか?
当然ですが、塗装よりも屋根カバー工法の方が費用は掛かってしまいますが、塗装よりも屋根材や防水紙が新しくなることで、屋根自体を生まれ変わらせることが出来ますので、これからお住まいになられる年数などを加味して検討すると良いかもしれませんね。
現状の家の状態やおすまいの気候に加え、今後のライフプランなどもご希望に合わせたご提案をさせていただけたらと思います。
私たち、街の屋根やさん宮崎店では、無料点検と同時に、お住まいに合ったご提案をさせていただいております。
当然、そういったご相談も無料でお受けしておりますのでお気軽にお声かけください。
屋根を含むお住まいのことは、なかなか目を向ける機会がないものです。
このコラムに出会ったのをきっかけにご連絡頂けましたら幸いです(^^)
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