宮崎の屋根やさんコラム│間違いがちな屋根メンテナンス
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
屋根の不具合が発生した時、場合によってはDIYで応急処置をする場合や、軽度だからDIYでもできそうだ。
ということで、ご自身でちょっとした修復やメンテナンスをすることがあるかもしれません。
そして、修繕したのにもっと雨漏りが酷くなった!
なんてことが起こるのもDIYの怖いところ。
実は知識なくDIYでやってしまうと大変なこともあるのです。
DIYでやる時だけでなく、実際業者にお任せする際でも知っておくと良いかもしれない「ありがちなミス」をお話ししたいと思います。
宮崎から、屋根に関するちょっとした豆知識やお役立ち情報をお伝えしていきます(^^)
屋根の不具合が発生した時、場合によってはDIYで応急処置をする場合や、軽度だからDIYでもできそうだ。
ということで、ご自身でちょっとした修復やメンテナンスをすることがあるかもしれません。
そして、修繕したのにもっと雨漏りが酷くなった!
なんてことが起こるのもDIYの怖いところ。
実は知識なくDIYでやってしまうと大変なこともあるのです。
DIYでやる時だけでなく、実際業者にお任せする際でも知っておくと良いかもしれない「ありがちなミス」をお話ししたいと思います。
状況別不具合あるある
では、DIYでやりがちな不具合をピックアップします。
瓦屋根がズレるので固定したい
瓦屋根がズレやすい立地の場合、「ラバーロック工法」という方法で瓦屋根を固定する方法があります。
この工法は、理解して実施しないと逆に雨漏れが酷くなりますので要注意です。
個人のDIYだけでなく、知識の足りていない業者による誤った施工でも見られることがあります。
この工法は、理解して実施しないと逆に雨漏れが酷くなりますので要注意です。
個人のDIYだけでなく、知識の足りていない業者による誤った施工でも見られることがあります。
正しいラバーロック工法は、左の写真のように、瓦の山部分のみを固定します。
「ズレないための固定なんだから、全面しっかり固定した方が良いのでは?」
「雨漏れがあるから、隙間をなくしてしまえば家の中に雨が入ってこないんでは?」
そう思ってしまいそうですが、それは誤りなのです!
「ズレないための固定なんだから、全面しっかり固定した方が良いのでは?」
「雨漏れがあるから、隙間をなくしてしまえば家の中に雨が入ってこないんでは?」
そう思ってしまいそうですが、それは誤りなのです!
ズレないための固定であれば、確かに固定している所が多い方が安定するかもしれません。
ですが、強固に広い面積を固定してしまうと、それでもズレてしまった場合、広範囲にわたって一気にズレ落ちる可能性があり危険です。
そして、何よりも「雨仕舞」といった意味で大間違いになります。
というのも、どんなに隙間を埋めたとしても、完全に隙間が無くなることはありませんし、やはり台風や大雨が降れば、多少の雨水は瓦の下に入り込むことを完全に防ぐことは出来ません。
そして、その入り込んだ水が適切に排水されることが大事なのですが、その隙間が埋められていると、排水できずに瓦の下に長時間残ったりたまったりしてしまいます。
その結果、既に防水紙の劣化があり大雨の時にだけ排水が間に合わずに雨漏りしていた屋根が、普段のちょっとした雨でも排水ができずに雨漏りし始める。といったトラブルもよくある話です。
また、水が残りやすくなることで瓦や屋根下地の劣化の原因となります。
湿気が多くなりますと、カビやコケの原因になりますし、場合によってはシロアリもやってきます。
前述の通り、垂木や野地板という木材で作られた部分がありますので、できるだけスムーズに排水を促すことが大事です。
その隙間をなくしてしまうことは、誤った処置方法ですのでやらないようにしましょう。
また、ラバーロック工法で固定された瓦は、粘土瓦であっても再利用ができなくなります。
必要な箇所にだけ適切に処置することも大事です。
そういった判断をするためにも、危険な屋根の上に登って作業をするのではなく、一度ご相談いただけたらと思います。
ですが、強固に広い面積を固定してしまうと、それでもズレてしまった場合、広範囲にわたって一気にズレ落ちる可能性があり危険です。
そして、何よりも「雨仕舞」といった意味で大間違いになります。
というのも、どんなに隙間を埋めたとしても、完全に隙間が無くなることはありませんし、やはり台風や大雨が降れば、多少の雨水は瓦の下に入り込むことを完全に防ぐことは出来ません。
そして、その入り込んだ水が適切に排水されることが大事なのですが、その隙間が埋められていると、排水できずに瓦の下に長時間残ったりたまったりしてしまいます。
その結果、既に防水紙の劣化があり大雨の時にだけ排水が間に合わずに雨漏りしていた屋根が、普段のちょっとした雨でも排水ができずに雨漏りし始める。といったトラブルもよくある話です。
また、水が残りやすくなることで瓦や屋根下地の劣化の原因となります。
湿気が多くなりますと、カビやコケの原因になりますし、場合によってはシロアリもやってきます。
前述の通り、垂木や野地板という木材で作られた部分がありますので、できるだけスムーズに排水を促すことが大事です。
その隙間をなくしてしまうことは、誤った処置方法ですのでやらないようにしましょう。
また、ラバーロック工法で固定された瓦は、粘土瓦であっても再利用ができなくなります。
必要な箇所にだけ適切に処置することも大事です。
そういった判断をするためにも、危険な屋根の上に登って作業をするのではなく、一度ご相談いただけたらと思います。
スレート屋根でも似た現象が・・・
スレート屋根の塗装をDIYでやることは無いと思いますが・・・
全く同じ理由で、雨漏りの原因となるものがあります。
それは、スレート屋根の塗装の際に、「縁切り」をしていないことです。
全く同じ理由で、雨漏りの原因となるものがあります。
それは、スレート屋根の塗装の際に、「縁切り」をしていないことです。
こうすることで、屋根材の重なり部分の塗料のくっつきを切り離すことができます。
スレート屋根は、素材が薄く、屋根材の重なり部分の隙間も小さいため、塗装の際の塗料によりくっつきやすく隙間が無くなる場合があります。
それを防ぐのがこの「縁切り」という工程です。
隙間が大事なのは、前述の通りです。
適切に「排水」させることが大事なので、覚えておいてください(^^)
スレート屋根で割れてるのを直そう
スレート屋根で屋根材が割れているとき、その部分だけをシーリング材でくっつけることで直すことは可能ですが、経年劣化が原因で割れている場合、むやみに屋根の上に上がってはいけません。
直すために屋根に上がったことで、他の部分も踏み割ってしまうことがあります。
私たち、屋根の専門家であっても、状況によっては屋根の上に上がることを避けて点検することもあります。
飛来物による衝撃により割れた場合は、そういった対応で応急処置するということもありますが、そもそも屋根の上に登ることは大変危険です。
ご自身で直せるものなら直したい。と思うのも分かりますが、そういった時こそ、私たち屋根の専門家にお任せください。
直すために屋根に上がったことで、他の部分も踏み割ってしまうことがあります。
私たち、屋根の専門家であっても、状況によっては屋根の上に上がることを避けて点検することもあります。
飛来物による衝撃により割れた場合は、そういった対応で応急処置するということもありますが、そもそも屋根の上に登ることは大変危険です。
ご自身で直せるものなら直したい。と思うのも分かりますが、そういった時こそ、私たち屋根の専門家にお任せください。
何より危険です!
屋根の上は状態によっては滑りやすくなっております。
滑った際に屋根材を踏み割ったり、屋根に沿って設置されている雨樋を破損させたり、2次被害を起こすこともよく聞く話です。
そして何より!
屋根の上は、高所ですので、万が一落下などした場合、ケガですまない・・・ということもあります。
私たちプロの業者であっても、年間何件も落下事故があると聞きます。
慣れていてもそういった不慮の事故が起こる場所です。
基本的には、脚立や足場の安定した状態で、無理なく手の届く範囲におさめましょう。
そして、あくまでも応急処置と考え、それ以上のことを無理してしようとせず、早めに専門業者への点検やメンテナンスを依頼しましょう。
長期的に見た際、一番安く早く長持ちする形で解決します。(みなさまの身の安全も守れます!)
滑った際に屋根材を踏み割ったり、屋根に沿って設置されている雨樋を破損させたり、2次被害を起こすこともよく聞く話です。
そして何より!
屋根の上は、高所ですので、万が一落下などした場合、ケガですまない・・・ということもあります。
私たちプロの業者であっても、年間何件も落下事故があると聞きます。
慣れていてもそういった不慮の事故が起こる場所です。
基本的には、脚立や足場の安定した状態で、無理なく手の届く範囲におさめましょう。
そして、あくまでも応急処置と考え、それ以上のことを無理してしようとせず、早めに専門業者への点検やメンテナンスを依頼しましょう。
長期的に見た際、一番安く早く長持ちする形で解決します。(みなさまの身の安全も守れます!)
高圧洗浄機での洗浄
大掃除の流れで、高圧洗浄機で屋根も洗っちゃおう。
そういうこともあるかもしれません。
屋根の場合は、屋根材が水にぬれると更に滑りにくくなるので危険。という意味ではもちろん控えていただきたいことのひとつです。
それとは別の理由で、屋根だけでなく外壁にも言えることで、実は屋根材(外壁材)の状態を把握できずにやってしまうと劣化を進行させてしまうことになるのです。
劣化の状態が軽い場合は大丈夫なことも多いのですが、すでに塗膜の劣化状態が酷い場合、高圧洗浄機による強い刺激を受けることで、残っている塗膜を剥がしきってしまう場合があります。
また、その水圧によってヒビ・割れ・欠けといった損傷を促す場合もあります。
きれいになるのは良いことですが、屋根材(外壁材)の状態によっては高圧洗浄機が劣化を進行させる原因ともなりますので、高圧洗浄機を使用する際にはそのような危険性もあることを知っておくと良いでしょう。
そういうこともあるかもしれません。
屋根の場合は、屋根材が水にぬれると更に滑りにくくなるので危険。という意味ではもちろん控えていただきたいことのひとつです。
それとは別の理由で、屋根だけでなく外壁にも言えることで、実は屋根材(外壁材)の状態を把握できずにやってしまうと劣化を進行させてしまうことになるのです。
劣化の状態が軽い場合は大丈夫なことも多いのですが、すでに塗膜の劣化状態が酷い場合、高圧洗浄機による強い刺激を受けることで、残っている塗膜を剥がしきってしまう場合があります。
また、その水圧によってヒビ・割れ・欠けといった損傷を促す場合もあります。
きれいになるのは良いことですが、屋根材(外壁材)の状態によっては高圧洗浄機が劣化を進行させる原因ともなりますので、高圧洗浄機を使用する際にはそのような危険性もあることを知っておくと良いでしょう。
まとめ
DIYでできることもたくさんありますが、不具合があるときのDIYについては、知識がないとかえって悪化させる危険性があることが分かりました。
誤ったラバーロック工法の結果、雨漏りが酷くなったり、むやみに屋根材の上に登ったら関係ないところの屋根材を壊した、ご本人がけがをした・・・という2次被害は避けたいものです。
高いところで危険、かつ知識が必要なメンテナンスは無理せず専門業者に頼むことをおすすめします。
私たち街の屋根やさん宮崎店では、無料点検いたしますのでお気軽にお声かけください。
お客さまの求めているメンテナンスのレベルに合わせたご提案ができるよう頑張ります(^^)
今あるお住まいを「よりよく改善」するのはDIYで、「不具合を修繕」するのは専門家。
そのように切り分けされると、より、DIYをお楽しみいただけるのではないかと思います♪
誤ったラバーロック工法の結果、雨漏りが酷くなったり、むやみに屋根材の上に登ったら関係ないところの屋根材を壊した、ご本人がけがをした・・・という2次被害は避けたいものです。
高いところで危険、かつ知識が必要なメンテナンスは無理せず専門業者に頼むことをおすすめします。
私たち街の屋根やさん宮崎店では、無料点検いたしますのでお気軽にお声かけください。
お客さまの求めているメンテナンスのレベルに合わせたご提案ができるよう頑張ります(^^)
今あるお住まいを「よりよく改善」するのはDIYで、「不具合を修繕」するのは専門家。
そのように切り分けされると、より、DIYをお楽しみいただけるのではないかと思います♪