宮崎の屋根工事│大雨や台風災害に負けない屋根選び
街の屋根やさん宮崎店です。
宮崎で屋根にお悩みのある方に役立つ情報をお伝えしていきます(^^)
宮崎は、日照時間の方が注目されがちですが、降水量も非常に多い県です。
今回のコラムでは、台風災害をフックにして、よく見られる屋根材および屋根の形の特徴を説明したいと思います。
どの屋根材が「良い」という優劣をつけるものでありません。
お住まいの場所、お好みの見た目、メンテナンスの考え方・・・お住まいになられる方によって「良い」の基準は変わってくると思います。
あなたにとってのベストな屋根材が何なのか。
そのヒントになることを願っております。
まずは、素材で比べてみましょう。
今回は、瓦、薄型スレート、金属の3種をご紹介します。
瓦にはいろいろな種類がありますので、今回は粘土瓦の特徴でお話しします。
粘土瓦はなんといっても耐久性が優れています。
また、塗装の必要もなく、瓦自体のメンテナンスはほぼ必要ありません。
(瓦の下の防水シートなどは耐用年数に応じてメンテナンスが必要です)
そして、重さがあるため、一般的に屋根に被害が出始める風速は15m/sと言われてますが、その程度ではビクともしません。
しかし、25m/s以上になると飛ばされる可能性がありますので、「まったく飛びません」というものではありませんしその重さから、耐震性については他の屋根材よりも劣ります。
また、飛ばされにくさという面では、最近では「防災瓦」と呼ばれるものが人気があります。
同じ粘土瓦ではあるものの、重量は約半分になり耐震性をアップさせますが、葺き方も通常の瓦とは異なり、瓦同士の連結を強くするロック式という工法を用い、固定も釘を利用することから飛ばされにくさも持ち合わせています。
粘土瓦は、瓦自体のメンテナンスが必要ない分後々の費用の節約は見込めますが、高価な屋根材ですので初期費用が多めに必要です。
価格が安く、粘土瓦よりも重量が1/3と耐震性があることで、瓦屋根と並んで多くみられる屋根です。
スレート屋根は、初期費用は抑えられますが、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠ると、軽量であることに加え、経年劣化により、雨や風などによる影響を非常に受けやすい素材でもあります。
また、飛んできたもので割れやすい素材でもありますので、表面が頑丈な加工をされた商品も開発されています。
メンテナンス時にカラーを変えたりと外観のイメージチェンジが出来ますので、メンテナンス周期が短いことも、外観の変化を楽しむタイミングとしてとらえることが出来ます。
長く住む家だからこそ、定期的に印象を変えたいといった方には、カラーが豊富であり、変更タイミングが定期的にやってくるということは魅力的に感じられる特徴と言えます。
金属屋根というと、「トタン屋根」を想像する方も多いと思います。
現在では、トタンよりも耐食性・耐熱性・耐用年数に優れた「ガルバリウム鋼板」を使用した屋根材が人気です。
非常に軽く耐震性の高い屋根材になります。
今回のテーマ、雨や台風に関しては、金属ですので防水性は高いです。
しかし金属なので、雨の音が気になりやすいと言われますが、最近では遮音性を高めた商品も開発されています。
また、海の近くのお住まいの場合、塩害を受ける可能性があるため、表面に石粒が付いたものなど、サビにくい商品も開発されるなど、金属であることの負を解消した商品が増えているのも特徴です。
ただし、軽量であることから、スレート屋根同様、施工とメンテナンスがしっかりしていないと飛ばされやすいため、気を付けましょう。
次は、屋根の形についてご紹介します。
屋根材と違って、屋根の形については、見た目の印象に大きく影響しますので、特徴よりも見た目重視で選ぶことが多いかもしれませんね。
今回は、切妻、寄棟、片流れ、陸屋根についてご紹介します。
よく見かける「三角屋根」がこちらです。
2方向しかないため、下からの吹き上げる風に弱く飛ばされる可能性がやや高い作りです。
また、軒の長さが長いほどその影響を受けます。
しかし、軒が長いほど外壁を日光や雨から守れるという役目もありますので、お住まいの場所や外壁材の特徴などで軒の長さがメリットデメリットどちらにもなりえます。
4方向に屋根があるため、耐風性や耐久性に優れています。
全てに軒があるので、雨から外壁を守ってくれます。
しかし、繋ぎ目となる部分が増えるため、雨の侵入経路となる可能性が増えるため、定期的な点検が大事です。
デザイン性が高く、最近よく見る形の屋根です。
一方向にしかないため、大雨の際、その一面で全ての雨を受け止めるため、その面に大量の雨が流れ落ちることとなります。
そのため、雨樋にかかる負担も大きくなりやすく劣化しやすい傾向があります。
また、軒が少ない分、外壁は雨や日光にさらされる面積が多くなります。
傾斜が無いため、たまった水の流れができにくく、雨漏りの原因を作りやすい形状です。
ですが、平面の造りで足場を必要としないため、普段の点検やメンテナンスはしやすい形状です。
屋上として使えるメリットがありますが、その場合は人の出入りも多いため、床の防水を特にしっかりとしておく必要があります。
軒が無いため、風にあおられる心配はありません。
このように、屋根の素材や形は、住まれる方の望む条件によって良くなったり悪くなったり・・・
と、一概に「これが良い屋根です」と言えないことがお分かりいただけたでしょうか?
これから新しく家を建てられる方、リフォームで屋根材の変更をされる方、色んな理由で屋根を検討される方がいらっしゃると思います。
見た目や立地、メンテナンス、初期費用・・・いろいろな条件があると思います。
ご検討の際の参考になればと思います。
そして、こういったネットでの情報だけでは分からないことが満載なのが現実です。
そんな時こそ、私たち街の屋根やさん宮崎店までご連絡ください。
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