金属屋根は、種類や色のバリエーションが豊富で人気があります。
最近注目を集めているのは「縦葺き」のデザインです。
この記事では、縦葺きの特徴や横葺きとの違いについてまとめました。
それぞれのメリットとデメリットも詳しく解説します。
縦葺きとは、地上に対して屋根材を縦向きに葺いた屋根です。
「葺く」とは、屋根材を交換することを指します。
屋根の頂上から先端に向かってまっすぐ縦に降りている形で、シンプルな印象を与えるデザインが特徴です。
縦葺きのメリットは以下の3つです。
排水機能に優れているため雨漏りしにくい
勾配の緩い屋根でも施工可能
施工費用が安い
勾配とは屋根の傾きのことで、なだらかな屋根は雨水が流れにくいです。
しかし、縦葺きはまっすぐな形状のため、勾配の緩い屋根でも雨水がスムーズに流れます。
縦葺きのデメリットは以下の2つです。
複雑な形状の屋根には不向き
搬入や荷下ろしに制限がある
縦葺きは工場で製造した1枚板を現場へ搬入します。
そのため、加工を要する複雑な形状の屋根は手間がかかるため向いていません。
また、大型の屋根材のため、トラックで搬入できる環境や荷下ろしができるスペースが必要になります。
縦葺きと横葺きの違いは以下のとおりです。
縦葺きがおすすめの人は以下のとおりです。
費用をおさえたい
シンプルな屋根形状にしたい
雨漏りの発生を防ぎたい
メンテナンスを楽にしたい
縦葺きは垂木を使わず金属だけで構成されているため、腐食の心配が少なくメンテナンスが楽です。
縦葺きは施工が難しい工事です。
失敗しないためには専門知識のある業者を選ぶようにしましょう。
以下では業者の選び方のポイントを3つ紹介します。
相見積もりとは、複数の業者に見積りを提示してもらうことです。
業者によって費用や施工方法などが異なるため、相見積もりをすることにより条件に合った業者を選ぶことが可能です。
相見積もりでは下記のポイントをチェックしましょう。
費用相場よりも高すぎず安すぎないか
工事項目や面積などが細かく記載されているか
見積り内容が具体的でない場合は、悪徳業者の恐れがあるため注意が必要です。
縦葺きは「板金業者」が専門です。
施工には技術や知識が必要なので、実績がない業者に依頼すると失敗する恐れがあります。
自社施工の会社は受注から施工までを一貫して請け負っているため、費用が安い、通達漏れが少ないなどのメリットがあります。
ハウスメーカーなどは下請け業者に工事を依頼するため、中間マージンがかかり費用が高くなるので避けた方が良いです。
ホームページや口コミサイトなどを利用して、自社施工の会社を探してみましょう。
屋根の縦葺きは、排水機能に優れているため雨漏りしにくいことが特徴です。
費用をおさえて雨漏り対策をおこないたい人は、ぜひ縦葺きで屋根工事をすることを検討してみてください。
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