近年、住宅の屋根材として人気が高まりつつある「ガルバリウム鋼板」と、昔から根強い人気がある「瓦屋根」。
この2種類の屋根材について、その特徴を詳しくご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか。
この記事では、この2種類の屋根材のメリットやデメリットを比較しつつ、それぞれの魅力を解説していきます。ご自宅の屋根材選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガルバリウム鋼板は、鉄の鋼板とアルミニウムや亜鉛などの素材で構成された、耐久性に優れた金属屋根です。
スタイリッシュでモダンな雰囲気で、比較的安価かつ高い性能を持つために近年人気が高まっています。
1平方メートルあたりの価格は6,000~9,000円程度で、耐用年数も塩害地域を除いた場合で25~30年と比較的長持ちする屋根材です。
以上のポイントが、ガルバリウム鋼板のメリットとしてあげられます。
以上のポイントが、ガルバリウム鋼板のデメリットとしてあげられます。
瓦屋根とは、粘土を高温で焼いて作る、陶器のような焼き物の屋根材です。
日本で昔から親しまれている和風の瓦の他に、洋瓦と呼ばれるカラフルで洋風な雰囲気の瓦屋根もあります。
1平方メートルあたり8,000~12,000円ほどの比較的高価な屋根材ではありますが、耐用年数が40~60年ととても長いため葺き替え費用はかさみません。
以上のポイントが、瓦屋根のメリットとしてあげられます。
以上のポイントが、瓦屋根のデメリットとしてあげられます。
ガルバリウム鋼板にも瓦屋根にも、それぞれ違ったメリットとデメリットがあります。
特に異なる特徴がある項目や固有の魅力について、詳しく見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板と瓦屋根はどちらも耐久性の高い屋根材ではありますが、2つを比較した場合は瓦屋根の方が耐久性および耐用年数に優れています。
定期点検は必要ですが、瓦屋根は塗り替えなどの大掛かりなメンテナンスを必要とせずに50~60年、場合によっては100年近く使い続けられるという大きな利点があります。
また、ガルバリウム鋼板にはない、重厚感や高級感のある特徴的なデザインも瓦屋根の魅力です。
種類によっては非常に高額になる瓦屋根に比べ、ガルバリウム鋼板は平均的に価格が安いというのが大きな特徴です。
安価かつ、瓦屋根には劣るものの高い耐久性と長い耐用年数を持つため、コストパフォーマンスに優れています。
経済性と機能性を両立した総合力の高い金属屋根として、近年人気を集めているのがガルバリウム鋼板です。
耐震性という観点で比較すると、瓦屋根よりもガルバリウム鋼板の方が優れています。
ガルバリウム鋼板は1mm程度の厚さの金属屋根であるため、瓦のおよそ1/6の重さの非常に軽い屋根材です。
屋根が重くなればなるほど建物全体にかかる負担は増えるため、地震の揺れに強いのは軽い屋根材であるガルバリウム鋼板の方です。
リフォームの場合は、その施工性の高さからガルバリウム鋼板の方が人気です。
瓦屋根は他の屋根材と比べると非常に重量のある屋根材であるため、もともと瓦屋根を前提に設計されている住宅以外への施工は避けなければいけません。
その点、ガルバリウム鋼板は重量の問題もなく柔軟な施工が可能であるため、リフォームに向いている屋根材であると言えます。
ガルバリウム鋼板と瓦屋根について、その特徴と魅力について解説いたしました。
耐用年数やメンテナンスの負担の少なさ、デザイン性を優先するのであれば瓦屋根がおすすめ。
耐震性や経済性を重視したい方には、ガルバリウム鋼板の方がおすすめです。
屋根材によってそれぞれメリットとデメリットが異なるため、しっかり特徴を把握したうえで、ご自宅に合う屋根材を採用してください。
他の屋根材と比較したい場合は「屋根材の特徴や価格などを徹底比較!悩まず張り替えしよう」もチェックしてみましょう。
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