たくさんの種類がある屋根材の中で、特に人気の高い屋根が「ガルバリウム鋼板」と「スレート屋根」です。
ご自宅の屋根にどちらを採用すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、この2種類の屋根材についてメリットやデメリットなどを整理して、価格や性能、耐久性などの特徴を詳しく比較解説していきます。
ぜひご自宅の屋根選びの参考にしてみてください。
ガルバリウム鋼板は、鉄の鋼板を機材にアルミニウムや亜鉛を加え構成された厚さ1mm前後のとても薄い屋根材です。
軽くて丈夫な金属屋根のサビやすいという弱点を、アルミニウムと亜鉛でカバーした総合力の高い金属屋根です。
スタイリッシュな見た目で安価かつ耐久性が高いことから、近年人気が高まっている注目の屋根材と言われています。
耐用年数は25~30年ほど、価格は1平方メートルあたり6,000~9,000円程度です。
以上が、ガルバリウム鋼板のメリットです。
以上が、ガルバリウム鋼板のデメリットです。
スレート屋根とは、セメントの成分に繊維質の材料を混ぜて成形した5mm程度の薄い屋根材のことです。
カラーベスト、コロニアルなどといった商品の名前で呼ばれることもあります。
色やデザインの種類が豊富で安価な屋根材であるため、一般的に広く普及している人気の屋根材です。
耐用年数は20~25年ほど、価格は1平方メートルあたり4,500~8,000円程度です。
以上の点が、スレート屋根のメリットです。
以上の点が、スレート屋根のデメリットです。
ガルバリウム鋼板とスレート屋根はどちらも比較的安価な屋根材で、カラーバリエーションが豊富なこともあり高い人気があります。
それぞれの特徴について、項目別に比較していきましょう。
ガルバリウム鋼板もスレート屋根も、屋根材の中では比較的安価な種類ではありますが、どちらかと言えばスレート屋根の方が安価な商品が多いです。
板金工事の専門業者が施工することの多いガルバリウム鋼板と違い、施工ができる業者が多いことも低コストの理由の一つとしてあげられるでしょう。
断熱性や防音性に関しては、ガルバリウム鋼板よりもスレート屋根の方が高いです。
ガルバリウム鋼板は非常に薄い屋根材であるため、断熱性や防音性を高めるためには別途断熱材などの施工が必要です。
スレート屋根の方も防音性が極端に高いわけではありませんが、同じく安価なガルバリウム鋼板よりは比較的高い防音性があります。
耐久性の高さや耐用年数の長さに関しては、スレート屋根よりもガルバリウム鋼板の方が上です。
重さや衝撃で割れてしまうことのあるスレート屋根に比べ、金属屋根であるガルバリウム鋼板の方が丈夫です。
ガルバリウム鋼板も傷やへこみができることはありますが、適切なメンテナンスをすればスレート屋根よりも長持ちします。
リフォームの場合は、ガルバリウム鋼板を採用するケースが多いです。
元々の屋根の種類や状態によっては、ガルバリウム鋼板を用いたカバー工法という施工方法により、既存屋根を上から覆うように重ね葺きをするというリフォーム工事が可能になります。
既存屋根を全て撤去して新たに葺き替えるよりも安価に工事ができるため、リフォームの現場ではガルバリウム鋼板がとても人気です。
ガルバリウム鋼板とスレート屋根の特徴について解説いたしました。
価格重視の方にはスレート屋根が、耐久性重視の方にはガルバリウム鋼板がおすすめです。
それぞれの屋根のメリットとデメリットを踏まえ、ご予算や好みに応じたご自宅にぴったりの屋根材を選んでください。
他の屋根材と比較したい場合は「屋根材の特徴や価格などを徹底比較!悩まず張り替えしよう」もチェックしてみましょう。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん宮崎店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.