新築を建てたり外装リフォームをしたりする際、屋根材選びでお困りの方は多いでしょう。
瓦にするかスレートにするかで迷っている方は特に多いのではないでしょうか。
この記事では瓦とスレートの特徴や価格を比較し、屋根材選びが少しでも楽になるよう解説していきます。
以下では、瓦とスレートそれぞれの特徴を紹介します。
それぞれのメリットを把握して、ご自宅に合う素材を探してみましょう。
瓦で信頼がおける点は耐久性です。
特に「和瓦」と呼ばれる瓦は、日本の天気や温度、湿度などに適した作りをしており、耐久性はセメントやコンクリートなどの瓦と比べてかなり高いです。
金額的にはスレートと比較して瓦の方が高価な物になってしまいますが、高耐久なため定期的なメンテナンスがほとんど不要です。
さらに瓦は断熱性に優れており、夏の直射日光や冬の冷気なども屋内に通しにくいため、室内を快適な空間にしてくれます。
住宅の第一印象の決め手となるポイントに「屋根の形状」があります。
粘土瓦では焼き物ならではの美しさと高級感、さらには暖かみなども感じられます。
デザイン性に優れているのも瓦の特徴です。
スレートの特徴は安価であることです。
特に化粧スレートという種類は非常に安く、日本では多くの住宅の屋根に使用されています。
スレートは軽量で耐震性にも優れており、地震大国と呼ばれる日本でも落下の危険がほとんどありません。
価格が安いにもかかわらずデザイン性はよく、高級感があるとは言えないまでも見た目の「綺麗さ」はあるため、新築の住宅でも違和感がありません。
瓦とスレートを選ぶ際に大切なことはメンテナンス性です
2つの屋根材はメンテナンス性において大きな違いがあるので、以下では両者を比較していきます。
まず、瓦の耐久性はスレートと比較してかなり高いです。
瓦の耐用年数は100年以上あるともいわれており、メンテナンスをするのはひび割れや衝撃による破損が生じた時ぐらいです。
ただし、瓦の下にある漆喰などは定期的にメンテナンスが必要になりますのでご注意ください。
一方、スレートのメンテナンス性は瓦よりも低いです。
理由として、スレートの表面には塗装が施されており、その塗装が剥がれることによってひび割れや破損が生じてしまうからです。
瓦がスレートのようにメンテナンスがほとんど必要ない理由は、塗装がされていないからです。塗装をした場合、瓦であっても定期的なメンテナンスが必要となります。
メンテナンス頻度としては10年に1度は塗り替えが必要といわれており、怠ると劣化がどんどん進んでしまうので注意が必要です。
瓦とスレートを比較するのに重要なポイントをまとめると以下の3つになります。
・価格
・耐久性
・デザイン性
まず価格ですが、圧倒的にスレートの方が安いので、コストを抑えたい方にはスレートをお勧めします。
耐久性ではスレートよりも瓦の方が優れているので、メンテナンスを気にかけなくてよい安心感がほしいなら瓦をお勧めします。
さらに屋内の快適さも瓦の方がよいとされているので、室内を快適にしたい場合もお勧めです。
最後にデザイン性ですが、これは個人の好みになりますので実際に建つ家の外壁の色や形状に合わせて選ぶことお勧めします。
瓦とスレートで迷っている方は、まずは見た目の好みから決めてみましょう。
焼き物特有の味のある形状をした瓦。
シンプルでスタイリッシュな現代的なスレート。
どちらも家のイメージを決める大きな部分ですので、実際にお手に取って選ぶのもよいかもしれません。
見た目で決めたあとは他の特徴も考えることで、ご自宅に適した屋根材を選べるようになるでしょう。
他の屋根材と比較したい場合は「屋根材の特徴や価格などを徹底比較!悩まず張り替えしよう」もチェックしてみましょう。
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