「家の屋根に付いている飾りにはどんな種類があるのか」
「屋根に顔が付いた瓦とか、風見鶏とか見かけるけれど、どんな意味があるのだろう」
このように感じたことがある人は多いでしょう。
屋根の飾りを自宅に付けるのであれば、種類や特徴を知りたいですよね。
この記事では、屋根飾りに関して以下の情報を紹介します。
この記事を読むことで屋根飾りに関する知識が深まり、自宅につける際の参考になったり会話のネタにしたりするでしょう。
「屋根飾り」は建築物の屋根に付いている飾りの総称です。
和風の物では神社や昔ながらの日本家屋に付いている「鬼瓦」が有名です。
また洋風の建築物では、「鬼飾り」や「風見鶏」などが知られています。
屋根飾りは建築物の飾りとして設置されています。
しかし、飾りとしてだけではなくさまざまな目的や想いが込められている点を知っておきましょう。
屋根飾りの例には以下の3種類があります。
種類別に、どのような特徴を持ち、それぞれにどんな意味が込められているのか紹介します。
鬼瓦とは、鬼の顔をした屋根瓦で、通常の瓦よりも大きくインパクトがあります。
主に、神社やお寺、日本式家屋の屋根に設置されています。
鬼瓦は、一説によるとシリア・アラブ共和国にあるパルミラ遺跡にメドゥーサを設置していたという、海外の文化が起源になっています。
その恐ろしい顔に込められているのは、厄除けや魔除けといった想いです。
しかし、鬼瓦の恐ろしい顔を一般の住宅に設置することは、日本では良く思われていませんでした。
そのため、鬼の顔だけでなく、縁起物として七福神を模した瓦が使われる場合もあります。
鬼飾りは鬼瓦と似た名前ですが、和風と洋風があります。
和風は、鬼瓦に似ていますが、金属で作られているものが多いです。
一方で洋風は、ヨーロッパにあるお城に設置されているような、てっぺんが尖った形状が一般的です。
鬼飾りもさまざまな種類がありますが、飾りとしての役割以外にも、雨漏りを防ぐといった実用的な目的で設置されています。
ニワトリを模した飾りが風見鶏です。
風見鶏は、風が吹いている向きを教えてくれます。
目的は風の観測だけではありません。
警戒心が強い雄の鳥を模していて、魔除けの意味が込められています。
装飾の意味合いで付ける場合には、鳥以外に馬や乗り物をかたどったものもあります。
自宅に付ける場合には、好みのデザインを見つけられると個性を出せるでしょう。
屋根飾りは、見た目のためだけに設置されている訳ではありません。
雨が侵入することを防いだり、風向きを教えてくれたりするといった特徴があります。
また、多くの場合想いを込めて屋根飾りを設置しています。
自宅に付ける場合には込めたい想いを表現できる屋根飾りを選びましょう。
「寺の屋根の特徴や形状、疑問点などを一挙解説!」では寺のデザインについても解説しています。
興味がある人は確認してみましょう。
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