住宅街でもひときわ目を引く、要塞のような家。
高級感がある上に防犯面も優れており、要塞のような家を望む方は多くいらっしゃいます。
「要塞のような家を作りたいけれど、メリットやデメリットはあるの?」
「要塞のような家ってどうしたら作れるの?」
上記のような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、建築士の国家資格者が疑問を解消します。
具体的には、以下の内容についてご紹介します。
記事を読んで、要塞のような家づくりの参考にしてください。
要塞のような家とは、開口が少なく壁や塀で囲まれた重厚感のある家です。
具体的には、敷地の周囲が塀で囲まれていたり、住宅が開口の少ない壁で囲まれていたりして、内部が見えにくく囲まれた作りになっている状態です。
近年では、子供の頃からの憧れや、防犯上の理由で要塞のような家が注目されています。
では、要塞のような家は具体的にどんな家なのでしょうか。
メリットやデメリットをご紹介していきます。
要塞のような家のメリットは、以下の通りです。
一番のメリットは、要塞のような家にすると開口が少なく囲われた作りになり、犯罪にあいにくい住宅にできることです。
窓や出入り口を減らしたり塀で囲まれたりした要塞のような家は、住宅内への人の侵入を防ぐことができます。
また、壁に囲まれた住宅は、周囲からの視線をシャットダウンして住人のプライバシーを守ることができます。
開口の少ない家は堅牢で重厚感のある見た目になり、高級感のあるエレガンスなデザインにもできるでしょう。
要塞のような家のデメリットは以下の通りです。
要塞のように守られた家は生活感が周囲に出にくいので、近寄りがたい印象を持たせる恐れがあります。
また、昔の住宅のように縁側や庭がないので、近隣との緩衝地帯となってコミュニケーションを生み出す緩衝地帯がなく、地域住民との関わりが疎遠になりやすいというデメリットもあります。
地域活動への積極的な参加など、住人のソフト面での工夫が必要になります。
ここからは、要塞のような家にする方法をご紹介します。
数ある方法の中でも、代表的なものやリフォームの際に行いたいポイントをご紹介します。
周囲からの視線を遮ることで、プライバシーを保った要塞のような家にできます。
子供がいる家庭や親の単身赴任が多い家庭などは、防犯面に優れた要塞のような家は、安全で囲まれている安心感を得ることができます。
周囲からの視線を遮るには、具体的に2つの方法があります。
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
周囲に向けた開口を減らすことで、周辺からの視線を遮ることができます。
視線を遮ることができる反面、開口が少ないと室内が暗くなって住みにくい住宅となってしまいます。
中庭を設けてそこに開口を設けたり、天窓を設けて光を取り込むなどの工夫が必要でしょう。
特に天窓は、光を取り入れる面に設置することで効果が期待でき、室内を明るく過ごしやすい環境にしてくれます。
高い塀で囲むことにより、人の侵入を防いだり周囲からの視線を遮ったりできます。
プライバシーを守れる上に、見た目も重厚感のある要塞のような家にできます。
ただ、高い塀によって光が遮られてしまうので、この場合も中庭や天窓を設けるなどの工夫をしましょう。
住宅の構造や、外壁や屋根の仕上げの素材によって要塞のような家にできます。
具体的には、ブロック造やRC造にすると、重厚感のあるボックス型の家にできます。
外壁にはコンクリート打放し仕上げを施すと、コンクリートの冷たく荒っぽい質感が出るので、より要塞のようなデザインにすることができます。
仕上げを白やグレー、黒のような単色で仕上げることでも要塞のような家のデザインに近づけられるので、リフォームを行う際にはおすすめです。
周囲への開口を減らすことで、要塞のような家のデザインにできます。
その際には、中庭や天窓を設けて居住性が下がらないように注意しましょう。
この記事を参考にして、要塞のような家づくりをしてみましょう。
屋根リフォームの方法を知りたい場合は「屋根リフォームの種類と、最適な工法の選びかたをチェックしよう」もチェックしてみてください。
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